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口を閉じてくれない…。スプーンで離乳食を食べさせるときのコツって?

ベビーカレンダーの人気コンテンツ【専門家に相談】のなかから特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、離乳食の食べさせ方に関するご相談です。

おかゆを食べる赤ちゃん

 

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【専門家に相談】。そのなかから特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、離乳食の食べさせ方に関するご相談です。

 

Q.食べさせ方がわかりません。

ちょうど生後5カ月になり、離乳食を4回食べさせてみました。本で見ると、「スプーンを下唇に触れさせてあげて、赤ちゃんが口を空けて食べてくれたら、そのまま平行にスプーンを出す」と書いてありました。わが子の場合、スプーンを持っていくと勝手に口を空けてくれるので口にスプーンを入れるのですが、そうするとぱくぱくしてしっかり口を閉じてくれません。スプーンを取り出すとお粥がまだスプーンに残っています。
スプーンを上に引っ張って取り出すと、自分で食べる力が育たないと書いてありました。この場合どうやって食べさせてあげたら良いですか?

 

小林亜希管理栄養士からの回答

スプーンを嫌がらずに口に入れられるお子さんで助かりますね。口をしっかり閉じていないことで、スプーンにおかゆが残ってきてしまうとのことですね。

 

 

こちらの動画が参考になるかなと思います。


スプーンの先半分くらいを口の中に入れてあげることで、口を閉じやすくなりますよ。奥まで入れたり、書いていただいているように上にこすりつけるようにしてしまうとさらに口を閉じること、舌を使って奥に押すことが難しくなります。だんだん口をうまく閉じられるようになりますので、練習を進めていけるとよいですね。


また、スプーンの材質やくぼみ等はどのようなものを使っていらっしゃいますか? シリコン製で、平らなものであると口を閉じやすいです。くぼみがあるものは生後9カ月ごろからがおすすめです。


※参考:ベビーカレンダー「専門家に相談」コーナーより

 

5~6カ月ごろ(離乳食初期)のスプーンの使い方

5~6カ月ごろ(離乳食初期)に使うスプーンは深みが少なく平たいタイプで、柄の長いスプーンが食べさせやすいです。スプーンが決まったら次は、以下のようにスプーンを使って食べさせます。


【1】スプーンを下唇にあててツンツンする
【2】口が開いたら下唇の上にスプーンを置く
【3】上唇が閉じるまで待つ
【4】スプーンを水平に引き抜く

 

スプーンの先に少量だけ離乳食を盛り口の中に入れるのですが、口から離乳食が出てきたら、すくい取って再度1~4の要領で口に入れてあげましょう。


どの時期にも共通するNGなことは
・スプーンを口の奥に入れないこと
舌を使って食べる練習ができないため
・上あごにすりつけないこと
自分の唇を使って離乳食を取り込む練習ができないため

 

離乳食を食べさせるときに、赤ちゃんが自分で食べる練習をするんだと意識を向けることで、赤ちゃんの舌や上唇が発達します。

 

※赤ちゃんの食欲や発育・発達には個人差があります。月齢や進め方は目安です。赤ちゃんのようすをみながら離乳食をすすめてください。

※食物アレルギーのない赤ちゃんを対象にしています。アレルギーのリスクが疑われる場合や診断されている場合は、医師の指導にしたがってください。

※アレルギー表示は目安です。実際の食材および加工食品とは異なる場合がございます。パッケージ裏などに記載の原材料やアレルギー表示、成分表等をご確認ください。


※参考: ニュース(食・レシピ)「意外と知らなかった!こんなに変わるの!?月齢別スプーンの使い方とコツ」

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