【業務スーパー】箸が止まらぬおいしさ！振るだけで町中華の味に格上げ！

 

業務スーパーではさまざまな調味料が売られています。普通のスーパーだったら買うのにちゅうちょする“異国系調味料”も100円前後だったら、ちょっと試してみたくなりますよね！

 

 

「麻辣味塩（マーラーウェイエン）」は、塩、唐辛子をベースにガーリック、砂糖、しょうが、山椒、八角、クローブ、シナモンがブレンドされた調味料。封を開けると“横浜中華街”の食料品店の香りを思い出しました（笑）！ クセのある香りの八角とクローブのせいだと思います。なので八角とクローブの香りが苦手な人は注意してくださいね。かなり香ります。

 

ただ、不思議なことに食べるとそこまで香りが気にならないことも事実です。でも、それだけにかなり本格的な調味料です。

 

 

パッケージにも「唐揚げ、フリッターのつけ塩として」と書いてありますが、まずは唐揚げに振ってみました。唐辛子ベースですが、そこまで辛くならず、ピリッとする程度。

 

ただ、何しろいろいろなスパイスが混ざっているので“味が深く”なる感じ！ これは大人、楽しいかも！ 子どもたち用の普通の唐揚げを作ったあと大人分だけ取り分けて、「麻辣味塩」で食べるなんて楽しみ方もできますよね。お父さんたちなど、ビールにぴったりの味に昇華するので最高だと思います。

 

ちなみにうちの高校生の子どもは、「この振り塩した唐揚げ、めちゃウマ！ 食べ出すと止まらない」と言ってバクバク食べていました。

もちろん「麻辣味塩」で下味をつけて唐揚げを作ってもおいしいですよ！ 火を通すとより八角とクローブの香りが落ち着き、うまみだけが残るので食べやすくなりますよ。

 

 

ペヤングの「やきそば」、おいしいですよね～！ 私もひとりランチのとき、時々こっそり食べています。そんなカップ焼きそばですが、アレンジして食べるのも好き。実は納豆を混ぜ入れてもおいしいんですよ！ 今回はそこへさらに「麻辣味塩」を。……うまいっ！

「ペヤング」＋納豆＋「麻辣味塩」！ 今、これを読んでいる方の大半が疑っていると思うのですが（笑）、イケます！ そもそも「ペヤング」＋納豆の組み合わせというのが、ペヤングマニアの間では認められている食べ方ですので、そこに「麻辣味塩」を足しただけ。ぐっと味が深くなり、「ペヤング」がグレードアップします。

 

「ペヤング」に限らず、普通の焼きそばを作るときにも「麻辣味塩」を隠し味に使うのもおすすめです。

こうしたちょっと“油系の料理”に振りかけるとおいしさを昇華させてくれる「麻辣味塩」。ポップコーンやフライドポテトにかけても美味ですよ！　

 

 

「あぁ～、今日はもう夕飯作りたくない！」とか「おかずが1品足りない！」という日におすすめの「麻辣味塩」を使った簡単蒸しメニューを紹介します。材料は冷蔵庫の残り野菜と「麻辣味塩」、ごま油だけ。コクを出したい人はここに刻みにんにくをプラスしてもOKです。

今回はキャベツを使いましたが、今が旬の小松菜でも白菜、もやしでも構いません、カリフラワーやじゃがいも、えのきだけなどのきのこ類ももおいしいですよ。

作り方は簡単。野菜をざく切りにし、鍋に入れます（にんにくも入れる人はこの段階で野菜と一緒に入れます）。そこへ「麻辣味塩」を振り、ごま油適量を回しかけ、鍋のフタをし強火で3～5分蒸すだけ。

野菜のうまみ＆自然な甘みに「麻辣味塩」とごま油が絡み、簡単ながらもおいしいおかずのできあがり！ そのまま食べてもいいですし、白いご飯のおかずとしても最高。お父さんの晩酌のお供にもなりますよ（特にビールにぴったり！）。

 

いかがでしたか、「麻辣味塩」。一見クセあり調味料ですが、何しろ振るだけで“町中華”の味に昇華してくれるので、想像以上に便利でした。なかなか外食に行けない今、“外ごはん”の味が恋しくなったときにもおすすめですよ。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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業務スーパーやカルディ、コストコなどに詳しいフードジャーナリスト。著書に子どものごはん作りの闘いを描いた「闘う！母ごはん」（光文社）がある。育ち盛りな高校2年生と小学3年生のママ。