息子の出産後、担当の医師から指摘されたのは、息子の「鼻の低さ」。鼻の穴も小さく、鼻で呼吸することが苦手だと説明されました。息子の呼吸が心配で、夜も眠れなかった私たち夫婦が、安心のために購入したベビーセンサー「スヌーザ・ヒーロー」についてご紹介します。
鼻呼吸が苦手な息子
私が産後初めて違和感を覚えたのは、息子の呼吸音の大きさでした。「スー、スー」と、息子が鼻で息を吸う音は絶え間なく聞こえてきたのですが、数週間前に生まれた姪っ子はこんなに呼吸音が目立っていなかった印象があり、少し不安になりました。
そして産後の小児科医による診察で、初めて息子の鼻の低さを指摘されたのです。息苦しそうな様子もあると、すぐに血液中の酸素飽和度の確認をすることに。その結果、苦しそうではあるけれど、数値には問題がないため、鼻呼吸はできているという診断を受けました。
産院向けの呼吸モニターには手が届かない
退院前、息子の鼻呼吸に不安があることから、乳幼児突然死症候群(SIDS)について、念入りな説明を受けました。その産院ではベビーベッドに産院向けの呼吸モニターを取り付けており、購入の提案もされました。そして、退院後の数日間、お試しで産院の呼吸モニターをレンタルすることに。
モニターを使っていると、息子をベッドに寝かせて家事をするときや、私たち夫婦が寝ている間など、とても安心感がありました。しかしコストの面で購入は厳しく、代わりになるものがないかインターネットで探しました。
「スヌーザ・ヒーロー」との出合い
そこで出合ったのが「スヌーザ・ヒーロー」です。手のひらに収まる大きさの、コードレス式体動センサーで、本体裏のクリップでおむつに付けて使用します。楽天の正規販売店で、12,100円 (税込み)で購入しました。
使い心地はとても良く、家庭で利用するための十分な機能がついています。基本動作としては、赤ちゃんの動きが15秒間感知できない場合には振動して赤ちゃんの動きを誘発させ、それでも感知されなかった場合にアラームが鳴るようになっています。
息子の呼吸を見守る緊張感からの解放
「スヌーザ・ヒーロー」を使い始めて一番よかったのは、私と夫がリラックスした生活を取り戻せたことです。それまでは、いつも息子の呼吸に神経をとがらせ、夜もろくに眠れずピリピリしていました。
生後間もない赤ちゃんから目を離さないのは当然のことですが、それでもトイレに行くときや家事をするとき、夜寝るときなど目を離さざるを得ないときがあります。その時間を「スヌーザ・ヒーロー」がサポートしてくれて、本当に助かりました。
手の届く価格で購入でき、使い方もシンプルな「スヌーザ・ヒーロー」は、私たち夫婦と息子の救世主となりました。きちんとした医療機器として認定されていることも、安心の理由の1つです。息子は成長するにつれて鼻呼吸がしやすくなり、生後3カ月ごろ「スヌーザ・ヒーロー」を卒業することができました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師REIKO
著者:淡河なつめ
2歳男児の母。司書として東京の図書館に勤務していたが、Uターン移住を機に、フリーランスのライターに転向。死産と流産の経験がある。