2020年生まれの女の子79,425名を対象に、『2020年の名づけトレンド』に関する調査を行いました。女の子のよみランキングでは、2年連続「ゆい」が1位を獲得するという結果に! 2020年の女の子の名前ランキングTOP100のうち、「ゆ」から始まる「ゆ始めネーム」TOP10をご紹介します。
1位 ゆい
2019年、2020年と2年連続でよみランキング首位に輝いたのは、「ゆい」。近年女の子の名前で圧倒的人気です。実際の名づけでは「結衣」「結」「結心」などが2020年の名前ランキングTOP100にランクイン。
植物が実をつけるという意味がある「結」を用いた名前が多いという結果になりました。女優の新垣結衣さんが同名で活躍されています。
2位 ゆあ
2019年は16位、2020年は18位にランクインした「ゆあ」。「結愛」が2020年の名前ランキング12位という結果に。やさしい響きで、愛し愛される女の子という印象を受けるようです。
「結」は2020年の漢字ランキング3位、「愛」は5位にランクインする人気漢字を組み合わせた名前です。同名では、女優でモデルの新川優愛さんがご活躍されています。
3位 ゆな
2019年のよみランキングでは21位、2020年は22位にランクインした「ゆな」。実際の名づけでは「結菜」「結心」がTOP100にランクインしていました。
春に黄色の花を咲かせる菜の花を連想させる「菜」を用いた名前も多く用いられるようです。
4位 ゆづき
2019年のよみランキングでは24位、2020年は23位にランクインした「ゆづき」。「結月」「柚月」「優月」の3つがTOP100にランクイン。夜空に輝く月をイメージし、美しくやさしい人に成長して欲しいと願って名づけてもいいですね。
「月」はどことなく神秘的な雰囲気のある人気漢字で、2020年漢字ランキングでは16位にランクインしています。
5位 ゆいな
2019年は32位、2020年は35位にランクインした「ゆいな」。2020年の名前ランキングでは6位に「結菜」がランクイン。「結菜」は本ランキング3位にランクインしている「ゆな」とも読める、人気の名前です。
「結菜」は、つなぐ、結ぶという意味をもつ「結」に、かわいらしい黄色い菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた、親しみやすく明るい印象を受けます。
6位 ゆいか
2019年のよみランキングでは43位、2020年は37位にランクインした「ゆいか」。賢くスタイリッシュな響きの「か止めネーム」の一つです。
止め字の「か」とよむ漢字は、漢字ランキング1位「花」、20位の「華」、26位の「夏」などがランクインしています。
7位 ゆうな
2019年のよみランキングでは30位、2020年は39位にランクインした「ゆうな」。
2020年の名前ランキングTOP100 にはランクインしていませんでしたが、「結菜」「優奈」「結奈」「優菜」などの名前で名づけられていました。漢字から受けるイメージや、ママ・パパの願いによって選んでもいいですね。
8位 ゆずは
2019年のよみランキング64位から、43位へと大きくランクアップした「ゆずは」。「柚葉」「柚花」「柚羽」がTOP100 にランクイン。良い香りの柚の実を連想させるような名前で、冬生まれの女の子に人気が高い傾向にあります。
柚子は香り高いのに料理の味を引き立てることから、個性的でいて協調性もある子に育つよう願いを込めて名づけてもいいですね。
9位 ゆずき
2019年、2020年と2年連続名前ランキング50位にランクインした「ゆずき」。2020年名前ランキングTOP100には「柚希」「柚月」がランクイン。
「柚希」からは希望があり明るい印象を、「柚月」からは古風で上品な印象を受けるようです。
10位 ゆの
2019年は53位、2020年は58位にランクインした「ゆの」。2020年の名前ランキングでは33位に「紬希」がランクインしていました。
「紬希」は美しさや気品を感じさせる「紬」に、希望を表す「希」を組み合わせた名前で、「自分の希望を一つずつつむいで、夢を叶えられる人生を送れますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。
女の子の名前のよみでは「ゆい」が2年連続1位という結果でした。「ゆ」というひらがなも丸みを帯びてかわいらしく、女の子らしい名前がたくさんランクイン。特にTOP3は響きがかわいらしく、呼びやすくて覚えやすい「二音ネーム」が独占するという結果に。女の子の名づけを考えらていらっしゃる方は、ぜひ参考になさってくださいね。
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)
調査件数:79,425件(女の子)
文/福島絵梨子