朝のおしっこで「痛い!」と泣き出した
ある日、朝起きて「おしっこ!」と言う長女をトイレにつれていくと、「痛い! 痛い!」と叫びました。「何が!?」と聞くと「おまたが痛い!」と半泣き状態。その後、もう一度おしっこをしたときも同じように「痛い!」と大騒ぎしながら泣くので、「傷がついたかな?」と思っておまたを見ても、傷などは見当たりませんでした。
しかし念のため、急きょこども園をお休みして病院へ向かいました。おしっこをするとき以外は、おまたを痛がる素振りもなく、まったくいつも通りの長女です。「病気じゃなければいいなぁ」と思いながら、診察の順番がくるのを待ちました。
病院で検査! 結果は…
病院ではまず、尿検査をしてみることに。すでに「おしっこ=痛い」となっていた長女はおしっこをすること自体嫌がり、病院のトイレにこもってもなかなか採尿ができませんでした。
しかし、朝から痛さ故に我慢していた甲斐あって、おしっこが溜まっていたらしく、10分ほどトイレに座ってようやく「痛いよー!」と泣きつつ大量のおしっこ。無事尿検査ができました。
尿検査の結果は……異常なし。お医者さんには膀胱炎などの疑いもないので、陰部の中に傷ができたのかもしれないと言われ、塗り薬だけ処方されました。
帰りの車でふと思い当たった前日の出来事
「どうしておまたの中に傷が?」と疑問に思いながら帰宅しているとき、ふと前日の出来事を思い出しました。それは長女のおまたのにおいを嗅ぐ行動。前日お風呂に入っているとき、その行動をした長女が「おまたの中さわっちゃったー」と言ったのです。
そのときはいつもの行動のことを言っているのだと思い、「ダメだよー」と軽く流したのですが、もしかしたらこのときに力加減を間違えて、陰部の中を傷つけていたのかもしれないと思い至ったのです。
ばい菌が入ることもあると思い、おまたを触ってにおいを嗅ぐ行動は前々から注意はしていましたが、「見えない部分を傷つける」可能性もあるのかと、触っていたら声をかけて気をそらすなど、より注意をするようになりました。長女はこの一件以来、「またおまたが痛くなるかもしれない」と思ったようで、触る頻度は少なくなりました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師 松田玲子
著者:水田真理
アレルギー持ちな娘の母で元理科の塾講師。子育てはできるだけ家にあるもので、娘と楽しめるように日々創意工夫を実践。