長女は歩き始めるのは早かったものの、それ以降の運動神経の発達がマイペースです。4歳になる現在、「ブランコが1人でこげない」「鉄棒をやらない」「ジャングルジムは恐くてあまり近付かない」といった慎重派さん。そのような恐がりかつ運動神経がお世辞にもいいと思えない長女が、わずか30分で自転車デビューしたのには驚かされました。
練習したものの自転車に乗らなくなり…
長女に自転車を与えたのは、3歳半ごろのこと。「クリスマスプレゼントにちょうどいいかな」と思い、14インチの補助輪付き自転車を購入してみたのです。はじめのころは補助輪付きで練習しますが、やはり転ぶこともありました。長女は「転ぶと重くて痛くて恐い! 」といったイメージがついたようで、私が「自転車の練習しようよ! 」と言っても「乗りたくない」と言って、すぐに寄りつかなくなくなりました。
長女が4歳になったときに、もう一度自転車の練習を再開させると、補助輪付きで走れるようになりました。しかし、補助輪を外した途端にフラフラするから恐いと、また寄りつかなくなってしまい、「もう小学生になるまでに乗れたらいいのかな」と私も半場諦めモードでした。
どうすれば怖がらずに練習できるか思案
そして長女が4歳半になるとき、クリスマスがやってきました。「今年のクリスマスプレゼントは何にしよう」と考えた矢先、思い出したのはキックバイクのこと。長女の自転車練習がスムーズにいかなかった経験をいかし、「キックバイクがそのまま自転車にもなるタイプ」を探すことに。そういったタイプであれば、慎重派な長女も怖がらず練習できるかも? と思ったのです。
正直、4歳の子に今さらキックバイクを買い与えるのはどうかな? とも思いましたが、ちょうど次女が1歳用のバイクを乗りこなしている姿を見て、「次女も2歳になれば、キックバイクが使えるだろうしな……」と考え直し、思い切って購入することに決めました。
4歳娘に「へんしんバイク2」を購入した結果…
購入したのは「へんしんバイク2」。2~3歳用の子どもが使用するバイクでした。しかし、公式サイトでは5歳ごろまで乗れると記載があり、長女が恐がりだったので大きめのものを買うより小さめのほうが怖さも半減するだろうと思い購入。結果的にこれが正解でした!
購入してから3回ほどキックバイクモードで練習をし、自転車のペダルをつけて乗ってみると初日で、しかもたったの30分で簡単にスイスイ漕ぐようになったのです。
何よりも長女の「自転車に乗れた! 」という誇らしげな表情が、買って一番よかったなと思うポイントです。自転車に乗れるようになってからは、私はお姉さんなんだという自覚がついたようで、運動面でも鉄棒など果敢にチャレンジする姿も見られるようになり、思わぬ効果までありました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように!
監修/助産師REIKO
著者:黒井夢乃
二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。