私の生理痛はかなり重い方ほうで、薬を飲んでも効かないときもあるほど。ある日、私はいつも飲んでいる薬のストックが切れていることを忘れていました。痛みのため薬を買いに外へ行くこともできず、ベッドの上でうずくまっていた私を助けてくれた彼の話をします。
薬の買い忘れ、買いに行く支度をするが…
私は、生理痛のときはいつも「リングルアイビーα200」という鎮痛薬を使っています。残りが少なくなると生理がくる前に薬局へ行きストックしておくのですが、そのときは薬を買い忘れてしまっていました。
痛みが増す一方のなか、「買いに行かなきゃ」と出かける準備をする私。しかし、途中で立っていられないほどの痛みがきてしまい、ベッドの上で横になるしかできなくなってしまいました。ベッドでおなかを抱えながら「しばらくすれば痛みも和らぐだろう」と買いに行くのをやめ、耐えることにしたのです。
家で寝ていると突然彼がきて
なかなか痛みが治まらないままベッドで横になっていると、彼から連絡が。私たちは生理予定日をシェアしているのですが、アプリで確認した彼から「体調、大丈夫?」とメッセージがきました。まったく平気ではありませんでしたが、心配かけたくない私は「大丈夫」とだけ返信し、そのまま眠ることに。
しかし、1時間後、インターホンが鳴り、なんとか起き上がって出てみると、心配そうな表情の彼がいたのです。驚いた私に彼は「大丈夫じゃないんでしょ? 早くベッドで横になりな」と言い、私の手を引っ張りベッドまで誘導しました。
薬やナプキンなどを買ってきてくれた彼
部屋に入ると、彼はまず「薬、まだある? ないなら早く飲みな」と、薬を差し出してきました。さらに、白湯を作ってくれたので、私は薬を飲むことができました。薬を飲む前も、彼はわざわざ箱から薬を出し、私にカプセルだけを渡してくれる細かい気づかいがとてもうれしかったです。
そのほか、彼の手に握られていた袋を見ると、薬のほかにもナプキンや使い捨てカイロ、スープなど私がいつも使う物や体を温められるものが入っていたのです。その後、彼は私のひとり暮らしの部屋に泊まって1日世話をしてくれました。
実は、「リングルアイビー」には3種類あるのですが、彼はちゃんと私が毎回飲んでいるものを買ってきてくれましたし、ナプキンも私が使っているものを買ってきてくれたのです。私のことだけではなく、使っているものまでしっかり見ていて覚えていてくれていたことにとても感動しました。
「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。
監修/助産師REIKO
文/佐藤里桜