上の子が1歳7カ月のときに2人目妊娠が判明した私。妹から「5歳の娘が赤ちゃん返りをして2人目の産後は大変だった!」という話を聞いて、さっそく妊娠中から上の子の赤ちゃん返りを防ぐために行動しました。しかし、なかなか思うようにはいかず……。私の体験談を紹介します。
妊娠中から慣れさせる!
姪の壮絶な赤ちゃん返りを横目に、私は「赤ちゃん返りって大変だな。上の子にはそうなってほしくない!」と、子どもが赤ちゃん返りをしなかった友人たちの経験談を聞くことにしました。すると、「妊娠中からが大事。おなかが大きくなってきたら赤ちゃんの存在を上の子に教えてあげることが必要」と助言をもらいました。
私はまさか妊娠中から予防をするとは思っていなくて、「上の子がまだ2歳にもなっていないのにわかるのかな……」と半信半疑で始めてみることにしました。
おこなったこと
早速、妊娠5カ月ごろから友人たちが助言してくれた内容を試しました。その内容は上の子に、「おなかをよしよししてもらう」「おなかに声をかけてもらったり耳をあててもらう」こと。
まだ小さい上の子にどこまで理解できるかわかりませんでしたが、毎日続けることにしました。すると、継続して3日目あたりから上の子が私のおなかをよしよしし始めたのです! 思いがけない上の子の反応に「これはいける!」と確信しました。
あれ? うまくいかない…
その後も私は上の子と一緒に毎日「おなかに話しかけること」を続けることにしました。しかし、上の子は成長するにつれておなかの赤ちゃんのことよりも「本読んで! これやって!」と訴えることが増えてきたのです。私自身もおなかが大きくなり、毎日の家事や育児、仕事でヘトヘトに。
気づけばおなかに話しかける時間もないまま就寝、という日が続きました。「なんか思うようにいかないな」と感じていますが、「無理せずできる範囲でやればいい」と、今では自分たちのペースでおこなおうと思っています。
友人たちの助言のもと、「よし! 上の子に赤ちゃんの存在を理解させよう!」と意気込んでいた私。しかし、上の子も成長して自我も強くなるし、私自身も妊娠後期に入ってくると体調に変化があり、なかなか思うようにいかないことがわかりました。それでも、ちょっと空いた時間に上の子と楽しみながら続けられたらなと思っています。
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監修/助産師REIKO
著者:岩見 エリ
1男の母。看護師歴12年、現在はフランスで出産し子育て中。