もはや日本では食卓の定番と化した“食べるラー油”ですが、実は外国人にも大ウケの調味料?スパイス?なんだとか。このおいしさはもはや世界共通なんですね!
油分少なめ。ドライタイプの食べるラー油
“食べるラー油”ブームも、もはや2009年のこと。今から10年以上も前のことなんですね! でもそれ以来、消えることなくスーパーに長年鎮座していますよね。そんな“食べるラー油”ですが、業務スーパーにもあります。130g入り198円(税抜き)。フライドガーリックと食用ひまわり油をベースに、赤唐辛子粉末、たまねぎ粉末、砂糖、しょうゆ、ごま油、食塩、唐辛子油などが使われています。
私はよく桃屋の「辛そうで辛くない 少し辛いラー油」をよく買うのですが、それに比べると下の方に沈殿している油分が少ない感じ。ドライな食べるラー油です。
そして最近、日本人のみならず、外国人も食べるラー油が大好きだということを知りました。もちろん100%というわけじゃないでしょうが、海外では、チミチュリソース(南米でよく食べられているピリ辛のソース)なども大人気なのでガーリック×オイル×唐辛子ベースの食べるラー油は受け入れやすかったのかもしれません。
とはいえ、ちょっと日本人とは違う楽しみ方もしていたので、まねしてみました。一部おいしさを保障できないアレンジもありますが、最後に日本人味覚にあった絶品アレンジを紹介していますのでご安心を(笑)。
ハンバーガーに挟む。これは正解!
まずはハンバーガーに散らして食べる楽しみ方。マクドナルドの「ダブルチーズバーガー」を選んでみました。ラー油を散らして挟むだけで突如エスニックな味わいに。これは正解! しかも、マクドナルドってそれぞれの国でオリジナルメニューがありますよね。そのなかにこういうハンバーガーあった気がする……。
ハンバーガーのみならず、ホットドッグのときもフライドオニオンの代わりに散らしても美味です!
味覚パニック! これは一体…!?
そしてお次は「アボカドをのせたパンに食べるラー油をトッピングする」というもの。外国人がしているアボカドの味付けがよくわからなかったので、とりあえずつぶしてレモンと軽く醤油、ごま油で無難に味付け。ま、これならラー油とも合うでしょう……って、なんじゃこりゃ!? まずくもないけれど、おいしくもない(笑)。いや、でも最後まで食べられない……。アボカドの味付けを間違えたのかもしれませんが、たとえアボカドをマヨネーズで和えてクリーミーにしてもちょっとこれはなしかも……。
ただ、パンよりものりに巻いたほうが、おつまみっぽくなって食べられました。無理にパンに合わせる必要はないかと! ただ、アボカドと食べるラー油の相性は悪くないので、だったらアボカド納豆の和え物に食べるラー油を加えるほうが断然、日本人の口には合いそうです(笑)。でも、世界にはいろいろな味や好みがありますものね~!
ぺペロンチーノとのコラボは大正解!
こちらは合わないわけないですよねー! これは私の知り合いの外国人のご主人がしていた食べ方です。ペペロンチーノスパゲッティ(私は冷蔵庫に残っていたキャベツを入れてしまいました)の仕上げに食べるラー油をぱらり……いえ、どっさり。ペペロンチーノの辛味が増して辛いものが好きな人にはたまらない味に。
ナポリタンやミートソースに隠し味として食べるラー油を入れてもおいしくなると思います。さて、ここまでが外国人の人が実際にやっているといううわさの食べるラー油の楽しみ方です。
絶品! 大人のためのおむすび
日本人にとって食べるラー油の魅力は、とにかくその“万能さ”。ご飯にのせるのはもちろん、チャーハン、うどんやラーメンをはじめとした麺類・豆腐にかけてもいいですし、ポン酢や酢、ドレッシングに混ぜ入れてもいい。餃子や唐揚げの隠し味として使ってもいいし、漬物にちょこっとトッピングしたり、納豆やポテトサラダに混ぜ入れても美味。焼き肉にのせてもおいしいですよね。
そんななかでも私がするのが“おかかラー油おむすび”。ご飯に食べるラー油、おかか、ちょこっと醤油・ごま油を混ぜ入れて握るだけ。お父さんのおうち飲みの〆メニューとしてもどうぞ。
いかがでしたか、業務スーパーの食べるラー油。使い勝手の良さがやはり魅力! ドライタイプなのでごま油を注ぎ足すと最後まで使い切りやすいですよ。ぜひ見つけたら“世界の食べ方”も楽しんでみてください。
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著者:中田ぷう
業務スーパーやカルディ、コストコなどに詳しいフードジャーナリスト。著書に子どものごはん作りの闘いを描いた「闘う!母ごはん」(光文社)がある。育ち盛りな高校2年生と小学3年生のママ。