イヤイヤ期の息子が、ある日突然お風呂を嫌がるようになりました。原因がわからず、あれこれ試したのですが効果がなく……困り果てていたときに見つけて、私の悩みを解消してくれた便利アイテムをご紹介します。
ある日突然、お風呂を拒否!!
息子は赤ちゃんのころから、ずっとお風呂が大好きでした。それが2歳になったばかりのころ、突然お風呂に誘うと拒否するようになりました。突然のことに戸惑いながらも、原因はおそらく季節が寒くなってきたことだと思ったので、脱衣所に暖房を設置したり、お風呂場もあらかじめ温めておいたりと工夫をしたのですが、効果なし……。
新しいお風呂用のおもちゃを用意してもすぐに飽きられてしまうので、その手は頻繁には使えません。毎晩お風呂を泣いて嫌がる息子に困り、私は疲れ果てていました。
バスボールの魅力にどハマり!!
そんなある日、5歳上のお姉ちゃんがクリスマス会のプレゼント交換で、バスボールをもらってきました。バスボールとは、ボールの形に固められた入浴剤のなかに小さなおもちゃが入っていて、入浴剤が浴槽のお湯に溶けると中身が現れる……というお楽しみアイテムです。
息子はそれを初めて使ったのですが、そのとき入浴剤から出てきたおもちゃがたまたま大当たりで、息子の大好きなキャラクターだったのです!! 息子はお風呂で大興奮でした。
毎日のお風呂にバスボール…
それからというもの、息子はバスボールさえあればお風呂に入ってくれるようになりました。言い換えると、バスボールがないとお風呂には入ってくれません。仕方なく、インターネットやディスカウントショップでまとめ買いをして、できるだけ切らさないようにしました。
お風呂には入ってほしいから仕方ない……とは思いながらも、バスボールは安い物でも100円以上、高い物は500円くらいします。毎日使うのはもったいないし、小さなおもちゃもどんどん増えていってしまうし、バスボールの入浴剤には大抵合成着色料が使われているので、そこも気になっていました。
バスボムラボポッピングとの出合い
そんなある日ネットで見つけたのが、バスボールを自宅で作ることができる、「バスボムラボポッピング」というおもちゃです。価格は3,500円ほどで、そのおもちゃと付属の重曹、クエン酸があれば、あの丸いバスボールを作ることができるのです。また食用色素を使えばカラフルなバスボールを作ることも、中に手持ちの小さいおもちゃを入れて作ることもできます。
対象年齢は6歳以上となっているので、お姉ちゃん主体で早速作ってみました。初めてでも想像以上に綺麗なバスボールができたので、子どもたちは大喜び! 息子もできるところはお手伝いして、作る過程もみんなで楽しめました。
息子は今はお風呂嫌いではなくなりましたが、3歳になった今も、ときどきお姉ちゃんと一緒にバスボール作りを楽しんでいます。重曹とクエン酸は大容量の物を買い、なかには家にあるおもちゃを入れれば、1個あたりとてもお安く作ることができます! 大好きなバスボールを自分で楽しんで作ることができる、という夢のようなこのおもちゃは、私の救世主であり子どもたちの人気者です!
※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。また、バスボールを使用する際は誤飲等にご注意ください。お子さまが遊んでいる間は必ずそばで見守るようにしましょう。
※直径39mm以下(トイレットペーパーの芯を通るもの)は誤飲するおそれがありま す。バスボールの中に入っている小さいおもちゃも取り扱いには十分注意し、赤ちゃんには渡さないでください。
監修/助産師REIKO
ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように!
著者:坂井香子
おだやかな娘とわんぱくな息子の母。夫は別居中のため、完全ワンオペ育児奮闘中。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。