クックパッドベビーをご覧のみなさま、こんにちは。私は日本で出産し、その後フランスに数年間在住、現在は北欧で子育てをしています。
毎日の食事は、どんどん大きく成長する子どもの体を作るもとになる大切なものですよね。今回はフランスで経験した、食に関するあれこれをご紹介します。
子どもの成長に欠かせない、大切な食事!
毎日ぐんぐんと成長する子どもの体。授乳している間はママの食事だけに気を付けていればいいですが、成長してくると子どもの食事にも気を配る必要が出てきますよね。好き嫌いしないで、いろんな食材を食べてほしいのがママの本音。
そんなときにおすすめなのが、子どもと一緒にごはんを作ること。自分でお手伝いした食事は、不思議といつもよりも食が進みますよ。
フランスならでは!食に対するこだわり
フランスも日本と同じく、食を大切にします。フランスでは、人は食べるために生きているといわれることもあるほど。季節の食材を取り入れ、食べる時間そのものも楽しみます。いろいろな話をしながら、食前酒から夕食、デザートまでを数時間かけて楽しむことも!
食べることにかける情熱は、準備の段階から始まっています。子どもも大人と一緒にテーブルセッティングや前菜、デザートを準備しながら、食の大切さを自然に身に付けていくんです。
フランスで食べる日本のごはん!
野菜、果物、いろいろな種類の肉や海の幸。地域ごとに特色豊かなフランス季節の食材は、和食に使える材料もたくさんあります。素材の味を生かす特徴のある和食ならではですね。
たとえば、わが家の子どもが大好きなゴボウのきんぴら。ヨーロッパのゴボウは太くてアクが強く、やわらかいんです。ささがきにして薄味できんぴらにすると、子どもも楽しめるまさに日本の味。素材がよければ、ヨーロッパでも子どもと一緒に和食を楽しめますよ。
フランスの食への考え方や、子どもと一緒にフランスで食べる和食についてご紹介しました。世界のどこにいても、日本のおふくろの味を大切にして成長してほしいものです。子どもにはおいしいものをたくさん食べて、もっともっと大きくなってほしいですね。(TEXT:ちょことあいす)