これがわが子だとわかり、急いで病院へ向かうことに。
夫に流産した瞬間の話を伝えたら……?
「夫を捨てたい。」第32話
この日の朝までは、一生懸命に心臓を動かし、生きていたわが子が映っていたモニター。でも、ついに何も映らなくなってしまった。
「昼寝から起きて、トイレに行ったら、出てきちゃってさぁ……」
ぼろぼろと涙をこぼし、大泣きしながら今日の出来事を話すと、
「ごめんね」
「ママのせいじゃないよ」
夫はそう言って話を聞き続けてくれました。
この日は、次男の誕生日の前日でした。