体験談&マンガ投稿コンテスト開催中!
この記事は、「体験談&マンガ投稿コンテスト」の予選通過作品です。この体験談について「共感できた」「参考になった」と思った方は、記事のタイトル下にあるハート♡を押して応援をよろしくお願いします。感想コメントもお待ちしています!
※作品の募集は締め切りました。
※現在連載中のイラストレーター等にも任意でご応募いただいています。
出産は想定外のことだらけ! 私の場合、特に長男の出産が想定外だらけでした。そんな私の出産エピソードをご紹介します。
※コロナ禍前の体験談です。
順調な妊娠生活だと思っていたら…
27歳で結婚、次の年に妊娠。つわりもなく、元気いっぱいだった私。妊娠=無事に出産と思い込んでいました。しかし、妊娠20週を目前に控えたある日、医師から衝撃的なことを言われてしまうのです。それは、「切迫流産」。
その日は、医師に旅行へ行ってもいいか確認しようと思っていました。当時はマタ旅が流行っていましたので、私は金沢旅行を計画していました。OKをもらえると思っていたのに、それどころか「家での安静生活」を指示されてしまったのです。
頻回な張りを異常だと気づかなかった!
そのときまで頻回の張りがあったものの、これが当たり前だと思っていました。今思い返してみると、20〜30分に1回は張っていたんじゃないかと。それが異常であることに気づかない自分にもびっくりしましたが……。もちろん、旅行はキャンセルしました。しかし安静にしていたものの、張りは頻回になるばかり。
妊娠8カ月のある日、ついに入院となりました。そして始まった2カ月近くの入院生活。夏なのにお風呂に入ることも週に1回あるかないか。初めての結婚記念日も、病院のベッドの上で迎えました。動悸が激しくなる点滴にも必死に耐え、臨月を目前に控えたある日、やっと退院できたのです。「やったー!!!!」。退院したものの、家の階段をのぼれないほど筋肉が衰えていました。
破水したのに陣痛がこない…!
退院後、家でのんびりマタニティ生活を楽しもう!と思っていたのに、わずか1週間で破水をし、出産のときを迎えてしまうのです。
またここで問題が! 破水したのに陣痛がこないのです。陣痛誘発剤を使うもののやはり陣痛はこず。子宮口も開かず。そのうち看護師さんが慌て始め、先生やら助産師さんやらたくさん集まってきました。赤ちゃんの心拍が弱まっているとのことでした。
そのあとはあまり記憶がありません。パニックになり、赤ちゃんを助けて!という気持ちでいっぱいでした。気づいたらベッドの上。緊急帝王切開で無事、息子は誕生しました。
落ち着いてから息子の頭を見ると、かなりとがっていました。一生懸命出てこようとしたんだなと感じました。
出産は人それぞれ。妊娠も奇跡、無事に生まれることも奇跡。そして元気に育ってくれることも奇跡。この奇跡に感謝しなきゃ……と思いながらも忘れがちな私です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師REIKO
著者:にゃーす
ただの主婦です。毎日の公園見守りに疲れながらも、イケメン俳優に癒やされる日々を送っています。