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「仕事を頑張りたい!でも…」切迫流産で自宅安静に。赤ちゃんを守れるのは私だけだと実感した体験談

私は保育園に勤務しており、担任を持っていた10月に妊娠が判明しました。しかし妊娠生活は順調にいかず、切迫流産、切迫早産と診断されました。自宅安静を余儀なくされ、仕事を頑張りたい気持ちと赤ちゃんを大切にしたい思いに揺れていたときのことをお伝えします。

「仕事を頑張りたい!でも…」切迫流産で自宅安静に。赤ちゃんを守れるのは私だけだと実感した体験談

 

妊娠3カ月で下腹部に違和感

その日はひどいつわりに耐えながらも、仕事をして帰宅しました。体がしんどかったので、横になりふとおなかを触ってみると、子宮のあたりがカチカチに。

 

妊娠してから、胎動はまだかな?と頻繁に下腹部を触っていましたが、おなかが固くなるのは初めて。かなり怖かったです。妊娠3カ月に入ったばかりで、かつ初めての妊娠だったので心配になり、翌日は仕事を休んで産婦人科を受診しました。

 

切迫流産と診断されて

朝一番で産婦人科を受診し、体調の変化を医師に伝えたところ、すぐに腹部エコーをし、赤ちゃんの無事を確認。しかし、妊娠3カ月で子宮が張るのは良くないとのことで、その場で切迫流産の診断を受け、仕事を1カ月休むように言われました。

 

担任を持っていたので自分のクラスのことが心配になり、「仕事を休みたくないけど赤ちゃんを守りたい」と葛藤が生まれました。

 

自宅安静で葛藤するも…

医師からとにかく安静にする指示が出たので、仕事を休み、布団の中で1日を過ごす日が続きました。安静にしていると、前日まで1日中仕事をしていたこともあり「仕事の責任を放棄したようで嫌だ」と考えるように……。それを夫に話すと、「今のおなかにいる赤ちゃんを守れるのはママだけだよ。お願いします」と言われ、ハッとしました。

 

「ずっと望んでいてきてくれた赤ちゃん。仕事は代わりがいるんだから、今は赤ちゃんを守ることに専念しよう!」と気付けたのです。その後、おなかの張りが頻繁となり、切迫早産の診断も受け、出産まで安静期間が続きました。

 

 

私は、仕事を頑張りたい!と思っていたなかの妊娠や自宅安静でネガティブに……。ですが、夫のひと言で一番大切な“おなかの赤ちゃんを守る”ことに気づき、気持ちをリセットして自宅安静期間を過ごすことができました。思い描いていた妊娠期間とは異なりましたが、気持ちを切り替え、無事に赤ちゃんを産むことができてよかったと思っています。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

監修/助産師REIKO


著者:白田 よう

保育士として働いていたが、出産を機に退職。やんちゃな男の子を育てながら、自身の体験談を中心に執筆中。

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