子どもたちのお世話とつわりで限界に
妊娠当時、長女は幼稚園に入園したばかりで、長男は1歳でした。つわりがひどくて、長男を連れて健診に行くだけでも大変でしたが、貧血のために2日に1度鉄剤の注射を打ちに産婦人科に通うことに。
私の母は介護があって手伝いたくても来られないとのことだったので、急きょ義母に子どもたちのお世話をお願いしました。
義母が来てラクになるはずが、逆に負担に
義母にはまず、長女の幼稚園の送迎をお願いしました。幼稚園までは子どもの足で10分ほどでしたが、家を出てから1時間経っても連絡もなく、なかなか帰って来ませんでした。義母は普段、遠方で暮らしているので孫の世話に慣れておらず、お風呂に入れることもできませんでした。
そして子どもたちの寝かしつけの時間には、雨が降ってきたからという理由で、自分の息子(私の夫)を最寄り駅まで迎えに行ってしまったのです。私は義母が一体何をしに来たのだろう、と少しずつストレスが溜まり始めました。
私が苦しいなか、夫と義母で晩酌
そしてなんと、義母は段ボール2箱分のビールを購入してきて、夫と2人で晩酌を始めました。夫はお酒を飲み終えるとすぐに寝てしまい、私の話を聞いてくれる時間もなし。私のストレスは溜まる一方です。
離乳食を含め、食事は私が作るのが当然の流れになり、子どもたちのお風呂も私が入れるので、手間が余計に増えたように感じました。1週間ほどして我慢が限界になり体調が悪化したので、夫から義母に帰ってもらうように話してもらいました。
あとから夫に聞いてわかったことですが、義母が幼稚園の送迎に時間をかけていたのは、私が少しでも休めるようにという気づかいからでした。掃除は私が嫌がると思ってしなかったようです。義母も私に配慮してくれていたのに、コミュニケーション不足によるすれ違いが起きていました。それからは言いたいことを少しずつ、夫からも伝えてもらうようにしています。
作画/ぐら子
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著者:土田こまち
育児のイライラ・怒りをコントロールするためにさまざまなワークショップに参加するも、まったく実践できていない連戦連敗の3児の母。移住経験から、移住・中古物件や、育児に関する記事を執筆する。