「出産=痛い&苦しい」のを覚悟していたはずの私が、「あれ?始まってたの?」と思ってしまったくらい、さりげな~く始まっていた陣痛。自分が痛みに鈍いと初めて自覚したのが初産のときでした。こんな状態で入院していいのかな?と思いながら、私が入院するまでの様子をお伝えします。
いつも通りの朝に……
妊娠39週になろうというある日。いつも通りに目覚めて洗濯をして、朝食を済ませてから9時からの健診に行く準備をしていました。
時々気になるおなかの張りらしき違和感。これまでの妊娠期間中に「おなかが張る」という感覚なく、臨月に入っていた私。いわゆる「つっぱる」という感覚よりは、ぎゅーっと力が入る感覚を、時々感じていました。
38週6日、いつもの妊婦健診に……
臨月に入り、週1回の妊婦健診3回目。いつも通りに問診と内診、そしてNSTを受けました。NSTとは、おなかに巻きつけた器具から、胎児の心拍とおなかの張りを記録しながら観察すること。
リクライニングソファに座って、しばらくのんびりタイム。前回まではNSTが終わると再度問診して、ではまた来週!という感じでしたが今回は違いました。
まさかの「入院のすすめ」!?
NSTの結果、陣痛が始まっているとのことでした。「このまま入院してもいいし、出直してもいいですよ」と言われ、「えっ?!陣痛が始まってるってことはもうすぐ生まれる?!」と、こんな程度で陣痛が始まっているなんて半信半疑でした。
そのときは入院の準備を持ち合わせていなかったため、出直すことに。一旦帰宅して家事とランチを済ませ、荷物を持って夕方に入院しました。
「おなかが張る」という感覚があまりよくわかっていなかった私。NSTのおかげで早いうちに陣痛の始まりに気付き、ゆっくり入院する流れになりました。次回は、私が入院してからのお話をお伝えします。(TEXT:あきひめいちご)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。