夏場に、子どもの左ひざの皮膚にポツリとひとつ、水ぶくれができました。“イボ”のように見えるその薄ピンク色の水ぶくれは、だんだん増えていき……。治療方法にちょっと驚いた「水イボ」体験談をお伝えします。
始まりはひざにポツリとできた“小さなイボ”
左足のひざにできた小さなイボ。色は薄いピンク色で、とびひのような赤みはありませんでした。「普通のイボかな?」と思い、特に何もせずに様子をみることにしました。ところが数日後、ふと気付くと1個だったはずのイボが、3個に増えているではありませんか!
その日のうちに皮膚科を受診
これまでの経験から「これは増えるタイプのイボかも!?」と、ピンときたため、その日のうちにかかりつけの皮膚科を受診しました。先生の診断は、ウイルス感染による「水イボ」(※)とのことでした。
「水イボ」は、プールなどで直接皮膚にウイルスがつくことで感染するのだそうです。そういえば、公共のプールに連れていったことがありました。そのときにうつったのかもしれませんが、定かではありません。
わが子が受けたちょっと痛い治療法
以前、皮膚科にかかったときのように専用の塗り薬を塗ればOKかと思いきや、わが子が体験した水イボの治療は、私にとって衝撃的な方法でした。なんと、皮膚にできた水イボをピンセットで取るんです! 「プチッ、プチッ」と、水イボを取るたびにまだ赤ちゃんだった長女は泣き声をあげました。
ほかにも、電気で焼く方法や液体窒素で凍らせて取る方法などもあるようです。治療に関しては、病院や医師によって方針が異なるようなので、ホームページやお問い合わせなどで確認してから受診するといいかもしれません。
今回、長女がかかった水イボは、あまり感染力の強いウイルスではないそうです。水イボに感染した子と一緒にプールに入ったからといって必ずうつるものではなく、ウイルスが直接皮膚につかなければ心配はないとのことでした。
著者:恋瀬たまこ
一男二女の母。商業簿記、珠算、アマチュア無線技士の資格を持つ。自身の経験をもとに妊娠・出産・子育てに関する記事を執筆中。
※「水イボ」は通称であり、正式には「伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)」と呼ばれています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。