生後2カ月からスタートする予防接種。たくさんの種類がありますよね。なかでも任意接種の「ロタウイルス」のワクチンは、受けるかどうか悩む方も多いのではないでしょうか? 私自身もとても迷いましたが受けさせてよかった~! と今では思っています。わが家の体験談をお伝えします。
感染力が高く、一気に広まった!
娘が生後10カ月ごろ、同じくらいの月齢の子どもたちと一緒に集まる機会があり、私も娘と一緒に参加しました。その数日後、いつもより少しゆるくて、独特の臭いのする白っぽいうんちが……。ほかに症状はないし、様子を見ていると、先日集まった方から次々と「ロタウイルスだった」との連絡が入りました。
なかには嘔吐と下痢がひどくて、脱水症状で入院した子も! 娘もうんちがゆるかったので小児科に行くと、ロタウイルス感染症だと診断されました。
娘の場合、症状がひどくなることはなかった
その後も、外出したあと、子どもたちで集まったあとと、何度か同じような白いゆるいうんちを経験していますが、一度も吐くことなく下痢にもならず、症状がひどくなることはありませんでした。
ロタは予防接種をすることで、かなり症状を緩和することができると小児科の先生に教えていただきました。また、重症化して入院するケースも多く、外出先でもらってきてしまうことも多いので、受けておいてよかったと実感した予防接種になりました。
値段が高く、迷いがちですが……
ロタウイルスのワクチンは任意接種で、値段も高額です。生後2カ月から始まる予防接種のスケジュールに入るので、慌ただしくなります。
効果が実感できる予防接種の1つなので、ぜひ定期接種になってもらえたらなと思っています。迷う方は予防接種に訪れる小児科で、スケジュールも含めて相談してみるといいと思います!
感染力が強く、重症化しやすいロタウイルス。嘔吐や下痢の期間も長いので、できるだけ症状を和らげてあげたい……。ぜひ、小児科の先生と相談しながら、予防接種を進めていってください!
著者:山本かやの
二児の母。ウエディング業界から飲食業に転身後、妊娠を機に退職。現在は専業主婦。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味はガーデニングと家庭菜園。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。