「20代の自分よ、助けて!」超久々の労働に大混乱 #ときめけ!BBA塾 5

イラストレーターの和田フミ江さんによる連載マンガです。40代に突入した和田さんの日常エピソードをご紹介! 今回は和田さんが十数年ぶりに働き始めたときのエピソードになります。

 

ウーマンカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。
すっかり年の瀬ですね。年末年始の準備は進んでいますか? 私は大掃除をするどころか、部屋が散らかる一方です。

 

さて、前回何もやる気が起こらなくなってしまったことについて描いたのですが、この後自分の周りでまったく予想してなかった大きな変化がありました。

 

母の引っ越しです。

 

私の父はだいぶ前に他界しており、実家は母がひとり暮らしで店舗を営んでいる状態でした。その母がアレコレ悩んだ末、実家を引き払って私の自宅近くに引っ越すことにしたのです(実家の処分もそれはそれは大変だったのですが、それはまたいつか……)。

 

母は引っ越しが落ち着くと、また働き始めました。還暦をとうに過ぎ大きな手術も経験している母が、知り合いのいない町にやってきて、面接で年齢を理由に落とされて落ち込んだりしながらもなんとか仕事を見つけ、新しいことを覚えながら奮闘しているさまは、胸に迫るものがありました。と、同時に「お母さんがこうして働いてるのに、娘の私がどうしよ〜ってクネクネしてるわけにはいかん」とも思いました。

 

で、私も週3日ほどパートに出ることにしました。

 

会社員として働いていたのは20代の半ばまでなので十数年のブランク……。ワードもエクセルもろくに使えず、資格といえば自動車免許のみの私。学生時代にやっていたバイトはハードなもの(氷点下での交通警備など)ばかりなのでもうムリそう。どんな仕事が今の自分にとって合っているのか、そしてどんな仕事なら雇ってもらえるのか、さっぱりわかりません。自分の老け具合にヒイッと声をあげながら証明写真を撮り、ドキドキしながら履歴書や職務経歴書を準備しました。

 

最初に応募したのはホテルで、宣伝のためのチラシやウェブサイトを作る仕事。採用も不採用も一切連絡がないままで、「やっぱり年齢が……?」「それともスキルが……?」としばらく凹みました。


 
次が写真スタジオ。 一応採用はされたのですが、思っていた以上に仕事内容が多岐に渡っており、今の自分には難しいと感じて辞退させていただきました。

 

その次は広告会社。デザイン専門の部署では不採用でしたが、求人広告を扱っている別の部署で採用になりました。マンガを描いていることもペンネームもあえて伏せておいたので、「一応グラフィックソフトは使えるらしい自称イラストレーター(43歳)」としての採用です(私が会社側の人間だったら絶対雇わないなあ……)。

 

思い切ってやってみることにしました。「似たようなことやってきたし、仕事はまあなんとかなるでしょー」と内心思っていたんですが……。

 

BBA1

BBA2

BBA3

BBA4

 

こんな感じで、しょっちゅう年下の上司をピリつかせております……(汗)。覚えることがものすごくたくさんある仕事で、最初は心も体もクタクタ。これは半年も持たないかも?と思っていましたが、しばらく続けてみたところ、いろいろと良い効果が出ていることに気付きました。

 

●生活リズムができた
●人前に出るのでおしゃれを楽しめるようになった
●新しいことを覚えたり会社の人と雑談するのが新鮮
●お給料がもらえる


 
などなど。 何より予想外の収穫だったのは、「私の気力が戻ってきたこと」です。ひさびさに人とかかわって仕事するうちに、少しずつ元気になり、時間をやりくりして自分の作品も作るようになりました。そこへ来てこの「ウーマンカレンダー」のマンガ連載もスタート! いつまで両立できるかわかりませんが、しばらくはWワークで頑張ってみるつもりです。

 

やっぱり人間、気力は大事! しんどいことの多いここ数年でしたが、やっと一歩沼から這いずり出せた気がしています。来年も「もうBBAだから」とあきらめず、一歩ずつ進んでいきたいところです。

 

皆さまも、どうぞよいお年をお迎えください!
来年も読んでいただけたらうれしいです。

 

ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!

 

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    この記事の著者

    マンガ家・イラストレーター和田フミ江

    姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。著書に「お母さんまであとすこし!」(ベネッセコーポレーション)、「おうちクエスト」(竹書房)など。

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