ひどい生理痛で嘔吐するときも
私は生理痛が重く、吐き気や頭痛、ひどいときは嘔吐することもあります。通学・通勤時のバスや電車は立っているのが本当にしんどくて、座っていればまだラク。そのため、生理痛がつらいときは優先席を利用することもあるのですが、妊婦さんのようにマークの表示があったり、外見でわかったりするわけではないので、いざ座ってもなんだか気が引けて……。
以前、生理痛がつらくて混雑するなか優先席に座ったことがあるのですが、「なんでこの人は席を譲らないんだろう」とジロジロ見られている気がして落ち着かず、ラクになるどころか居心地の悪い思いをしました。
生理休暇を取得する人はおらず
そんな私は保育の仕事をしています。でも、生理を理由に仕事を休んだことがありません。ほとんどが女性の職場にもかかわらず、私の勤め先では生理休暇を取得する人はいないのです。
いつも忙しいので、みんな取りにくいのかもしれず、そんな状況なので、私もとても「生理痛がつらいので休みたい」とは言いづらいのです。担任を持っていたときは毎日クラスのことが気になり、生理休暇どころか、通常の休暇を取るという考えさえ浮かばないのです。仕事柄、そう簡単に生理休暇をとるのは難しいことは理解していますが、だから余計に生理休暇というものがうらやましく、憧れすらあります。
そのため、生理がくるたび、市販の鎮痛薬を飲んでなんとかやり過ごすという状態でした。
市販の鎮痛剤と低用量ピルで痛みを軽減
生理2日目、3日目は特に大変! 生理痛がひどくて朝から鎮痛薬のお世話になるし、多くなる経血量対策で日中も夜用ナプキンが手放せません。しかも、なかなかトイレに行けないからナプキン交換もままならず、衛生面が気になる気になる……。そんな環境下で過ごす子どもたちとの外遊びはホントにキツい!
医療機関で処方してもらった低用量ピルを服用することで、なんとか生理痛を軽減していました。
ひどい生理痛を抱えながらの通勤や仕事は本当にしんどいもの。生理休暇というものがもっと広く認知され、職種を問わずに気兼ねなく休暇がとりやすくなれば、かなり楽になると思います。全休はハードルが高いというなら、せめて遅刻や早退ぐらいはしやすくなればいいのにと思わずにはいられません。
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監修/助産師REIKO
文/ぽっちゃんさん