まさに無痛!陣痛が痛くない…
私は1人目を自然分娩で出産したのですが、陣痛・出産・産後すべてが壮絶でした。同じつらさは二度と味わいたくないと思っていた私。2人目の出産は、無痛分娩の症例数が多い大学病院での計画無痛分娩を選びました。切迫早産だったため、妊娠38週に計画分娩をおこないました。前日から入院し、出産当日の朝から陣痛促進剤が投与されました。
陣痛促進剤の投与が始まってすぐにおなかが張り、硬膜外麻酔の処置が始まりました。麻酔が効き始めるとベッドで安静にする必要があります。陣痛が始まっているはずなのに……まったく痛くない! 少しおなかが張っているなという感覚があるだけです。読書をしたり、家族と会話をしたりリラックスして過ごせました。1人目のときは痛くて叫び続けた陣痛の痛み。あまりの違いに驚きを隠しきれませんでした。
落ち着いて迎えた出産の瞬間
陣痛が1~2分間隔になってくるとようやく痛みが……。麻酔を追加するとすっと痛みが引いて、赤ちゃんが産道を通って生まれてこようとするそんな感覚を落ち着いて感じることができました。「う、生うまれそうです」と叫ぶと、なんともう赤ちゃんの頭が出てきている状況……。
「もう赤ちゃん出てきているよ! 力を入れずにやさしくいきんでみて」と助産師さんに言われ、少し力を入れると、するりと赤ちゃんが生まれました! 部屋中に赤ちゃんの泣き声が響き渡ります。痛みがないからこそ、家族で一緒に落ち着いて出産の瞬間を迎えることができました。
驚くほど早かった産後の回復…!
まともに歩けないほど痛みがあって、数日はロボットのように歩いていた1人目の出産後。今回はなんと出産当日から普段通りに歩くことができました! 本当に驚きです。
体調も良くて、出産当日から無理なく赤ちゃんのお世話をすることができました。出産時の痛みがないことで、これほど産後にも影響があるとは……。想像以上に回復の早い産後でした。
緊張して迎えた計画無痛分娩でしたが、出産前日から管理入院することで手厚いサポートを受けながら安心して出産に臨むことができました。病院によって麻酔を投与するタイミングも違うようですが、痛みが少ない状況で陣痛を迎え、出産できることは心身共に負担が少なく、産後の回復まで良い影響があることがわかりました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
◆関連動画 出産ドキュメンタリー
監修/助産師REIKO
著者:渡辺あや
3歳と1歳の女の子ママ。元幼稚園教諭の経験をもとに、幼児教育や英語学習関連の記事を執筆中。