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しっかり飲んだ痛み止め
私が学生時代にバイトをしていたころの話です。当時、飲食店のホールで接客をしていたので、バイト中はずっと立っていました。また、いつもは生理とかぶっていても難なく働くことができていたので、特別生理日に気を使うようなこともしていなかったのです。
その日は生理2日目で、朝から生理痛がいつもより重い感覚がありました。そのため、5時間のバイトに備えて、市販の鎮痛薬を飲むことに。普段ならこうしておけばバイトも難なくこなせるため、この日も安心してバイトに向かいました。
ジワジワと強まる生理痛
バイトが始まり2時間が経過したころ、なんとなく体が重いなぁと感じ始めました。けれど、「生理中だし、単純に体が元気じゃないんだろうな……とりあえずバイトに集中しよう!」と思い直したのです。
ところが、時間が経てば経つほどズキンズキンとおなかが痛み出しました。いつもなら効いているはずの痛み止めが、この日はあまり効果がなかったようです。
「どうしよう、このまま痛みがひどくなれば、まともに働けなくなる……」。そう思いながらなんとか働いていました。
ついに動けなくなる
しかし、さらに1時間ほど経った時点でついに限界はきました。おなかが痛すぎて真っ直ぐに立っていることができなくなり、ついにはしゃがみ込んで動けなくなってしまったのです。
「働かないといけないのに……。時給も発生してるんだから、こんなところでうずくまっていてはみんなに申し訳ない。でも体が動かない……! どうしよう」という思いで頭のなかはいっぱいでした。
そうしてうずくまっていると、近くにいた社員さんが気づいてくれました。
そして「そんなに体がきついなら無理したらダメだよ! あとはここにいるメンバーでどうにかするから、今日はもう帰っていいよ。安心してね」と言ってくれたのです。私はその言葉に感謝しながらなんとか立ち上がり、私はバイトを早退させてもらうことにしました。
結局、痛みの波が治るまで事務所でゆっくりしてから、バスを使ってなんとか帰宅。そして次の日、迷惑をかけてしまった社員さんやほかのアルバイトの方にお礼と謝罪の連絡をしました。
生理痛でバイトがまともにできないと、バイト先に迷惑をかけて申し訳ない気持ちになりました。それ以降同じようなことは起きていませんが、また同じようなことがあれば、病院に受診をしに行こうと考えています。
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監修/助産師REIKO
著者/橘 純香