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「あきらめなきゃダメ?」夢vs結婚!彼に「ついてきて」と言われたけど…

教員を目指していた私は、働きながら通信大学に通い、教員免許を取得しました。「次は教員採用試験の合格!」と意気込んでいたのですが、結婚を前提に付き合っていた彼から「転勤についてきてほしい」と言われてしまって……。

「あきらめなきゃダメ?」自分の夢VS彼との結婚!彼には「ついてきて」と言われて…

 

教員になる夢を前に立ちはだかった壁

教員になるのが夢だった私。就職してから通信大学に通い、やっとのことで教員免許を取得しました。その後、教員採用試験の合格を目指しながら、講師として小学校に勤務。上司の先生をはじめ、教頭先生や校長先生にも試験対策の協力を仰ぎながら、「今年こそは合格するぞ!」と意気込んでいました。

 

そんなとき、結婚を前提にお付き合いしていた彼から相談されたのです。
「自分は転勤族。勤務先が変わるたびについてきてほしい」と。


このことは彼の実家へ挨拶に行ったときも、彼のご両親から言われてしまって……。結局、彼と一緒になりたい気持ちが強かったので結婚に踏みきりましたが、心境は複雑。それでも「夢だった教員の仕事は、結婚してどこに転勤になっても続けたい」という思いだけは伝えました。

 

悩んでいた私に彼が提案したのは…

婚約、結納を無事に交わし、式の準備にとりかかっているとき、教員採用試験合格の連絡がきました! ですが、結婚して教員の仕事を続けられるかわからなかった私は、いまいち素直に喜べないでいました。

 

ところが、彼に合格の報告をすると、「しばらくの間は、週末婚にしようか」と提案してくれたのです!

 

彼は、教員になることが私の長年の夢であったこと、教員採用試験の合格に向けて水泳やマット運動、ピアノの弾き語りといった実技試験の練習を、仕事終わりにしていたことも知っていました。彼はそれをふまえて、「夢を応援したいから、しばらくは週末婚にしよう」と言ってくれたのです!

 

また、彼は、「家族は一緒にいたほうがいいけど、自分たちには自分たちの家族の過ごし方があるはず。柔軟に対応していこう」とも言ってくれました。

 

家族に合ったライフスタイルを模索!

結婚式が終わると、彼は静岡に転勤。私が住む青森と静岡で週末婚がスタートしました。

 

わが家では、お互いの仕事を理解したうえで、どんなに忙しくてもテレビ電話をするのが週末婚のルールになっています。朝の出勤時、退勤時、寝る前と、時間は短くても必ずテレビ電話。また、彼の健康を考えて手作りの料理を冷凍し、2週間分ずつ宅配便で届けることもしています。

 

そして、家族の決めごとはきちんと話し合い、悩みごともちゃんと話す。離れていてもお互い話をするようにして、体調や都合も考慮しながら、週末はどちらかが会いに行くようにしています!

 

 

「結婚したら家族はみんな一緒にいたほうがいい」という考えもありますが、その家族に合ったライフスタイルを家族ごとに築きあげればいいのでは、私は思っています。

 

現在、第一子、第二子を出産して育児休暇を取得中。彼はその後、兵庫に転勤になりました。私は産後すぐは、青森で過ごしましたが、今は家族4人、兵庫で暮らしています。2年後には、私も青森で職場復帰を予定しているので、これからも青森と兵庫を行き来する週末婚が続きそうです。ただ、離れていても大切なものは変わらないと思っています!

 

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

 

文/しまさん

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