子宮口5cmで帰宅なの?
息子を妊娠中、妊娠37週に受けた妊婦健診で「子宮口5cm。結構あいてるねぇ」と言われました。長女のときの子宮口5cmといったら、すでに陣痛の痛みを数時間耐えたあとの状態。そのため「⋯…ということは、このまま入院か!」と覚悟。
しかし内診台から降りて、先生が「それじゃあ次の健診の予約は……」と話し出すので、「えっ、子宮口5cmなんですよね?」と思わず聞いてしまいました。すると「陣痛がきているわけではないから入院する必要はないですよ」と言われ、とても驚いたのを覚えています。
「ただし、注意して」と言われたことは
「子宮口があいていても普段通りに生活していて大丈夫」とは言われたものの、気をつけるべきこともあると言われました。というのも、すでに子宮口が開いているので、「陣痛がきてから生まれるまでの時間が短くなるだろう」とのこと。
そのため、「経産婦さんだから余計にお産も早いだろうし、陣痛が始まったらすぐに病院にきてね」と言われました。その点だけ気をつければいつも通りに生活していて構わないということだったので、少しドキドキしながらもいつも通り娘と公園で遊んだり、買い物に行ったりしていました。
やっぱりお産は早かった!
健診から普段通りに生活しながら2週間経過し、妊娠39週。夜中におなかの張りを感じて、急いで病院に連絡し向かいました。実際、おなかの張りを感じてから息子が生まれるまでにかかった時間は3時間。病院に着いてからは30分ほどでの出産となりました。
病院に着いたときには子宮口がすでに8cmになっていて、着替えてすぐに分娩台に乗り、バタバタしているうちにあっという間に出産。お医者さんが分娩室に到着する前に生まれ、「あれ? もう生まれちゃったの?」と言われました。本当に陣痛がきてから生まれるまでが早く、長女との違いに驚くばかりでした。
娘のときがそうだったように、子宮口はお産が始まってから開いていくものだと思っていた私。知人にも同じような経験をした人がおらず、まったく知りませんでした。結果的に陣痛の時間が短く済んだことだけは、うれしいポイントだったかなと思います。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師REIKO
著者:山口花
田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。