※コロナ禍前の体験談です
原因不明の体調不良
厳しい寒さの冬の日、息子が1歳の誕生日を迎え、かわいいけれどとにかく育児が大変で、なかなか自分の体のことにまで気が回りませんでした。ここ最近何だか咳が続くなぁと思い薬を飲もうとしたら、家には授乳中には飲めない薬しかなかったので、結局飲まないことにしました。
次の日、暖房をつけているのにやたら寒気がしたので熱を測ってみると38度超え。その後も熱は上がり続け、39度を超えてしまいました。
赤ちゃんを連れて病院へ行くべきか?
翌日になっても熱はあまり下がらず病院へ行くかどうか迷っていましたが、実はその当時インフルエンザが大流行していたのです。きっと病院にはインフルエンザの患者さんが大勢いるだろうし、1歳になったばかりの子を連れて行ったら感染させてしまうかもしれない……ととても悩みました。
しかし、もし自分がインフルエンザだったら息子や夫にもうつしてしまうかもしれないと思い、病院へ行くことを決意。そして何とか病院に着いたはいいけれど、なんと15人待ちと言われました。
想像以上にハードだった自分の看病
息子を抱っこしたまま待合室で順番を待っていましたが、だんだん息子もぐずるようになり、外へ出たり待合室に戻ったりと39度超えの体にはとてもしんどかったのを覚えています。そして診察の結果、やはりインフルエンザと診断されました。
その後、夫に休みをとってもらい私だけ別室で療養……としたかったのですが、後追い真っ最中の息子がいては到底無理。結局夫だけ別室で過ごしてもらい、私は息子にうつさないようにマスク着用と手の消毒、換気を徹底的におこない何とか息子の世話をしていました。
幸いにもその後、息子や夫にインフルエンザがうつることはありませんでした。しかし、このときにとても苦労した経験から、その後はインフルエンザの流行る時期より前にワクチンを打ったりマスクと手洗い消毒をしたりと、今まで以上に感染予防対策を意識するようになりました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師REIKO
著者:竹の内 由紀
4歳の幼稚園男児のママ。乳児期に産後うつになり、治療をおこなう。現在は趣味のイラストを活かした仕事をしている。