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妊娠中、人生初のつらい痒みに困惑!処方された薬も効かない!?「妊娠性痒疹」に悩まされた体験談

2人目妊娠中、突然私を襲った激しい肌の痒みと湿疹。皮膚科を受診すると「妊娠性痒疹(にんしんせいようしん)」と診断されました。妊婦特有のマイナートラブルだったのです。「虫刺されかな」とのん気に構えていた私の肌は、あれよあれよという間にボロボロになっていき……。

湿疹薬

 

蚊? ダニ? 突如現れた湿疹

2人目を妊娠して半年ほど経ったころ、突然体にポツポツと虫刺されのような湿疹が出始めました。徐々に涼しくなってきていたもののまだ蚊も飛んでいる時期だったので、蚊かダニに刺されたと思った私。とりあえず布団を替えたり虫よけスプレーをしっかりつけたりと、しばらくは思いつく限りの対策をしてみました。

 

しかしそれでも湿疹の範囲は広がり、徐々に痒みは増す一方。ふと妊娠性のものではないかと思い立ち、検索してみると「妊娠性痒疹」という言葉が目に飛び込んできました。

 

皮膚科で薬をもらってひと安心のはずが!?

ネットで体験談などを見ていると、まさしく同じ症状で悩んでいる人ばかり。そこで皮膚科を受診したところ、やはり「妊娠性痒疹」と診断されました。痒み止めと皮膚の炎症を抑える塗り薬を処方してもらい、ひと安心した私。病院で言われたとおり、服や下着は綿100%にし、泡タイプのせっけんでやさしく体を洗うように心がけました。

 

しかし、最初は効いていた薬も徐々に効かなくなり、ついに痒みで眠れなくなるほどに……。特に足とおなかに湿疹が強く出ていたのですが、搔きむしったことで悪化し、湿疹の集合体のようなものができてしまいました。

 

 

痒みで眠れず病院を変えてみると…

あまりのつらさにもう一度同じ皮膚科に駆け込みましたが、「前出した薬以外のものは処方できない」と言われて私は絶望。自分なりに市販のせっけんやクリームなどを試してはみたものの、痒みや湿疹はまったく良くなりません。

 

そんな状況に耐えかね、産婦人科に併設されている皮膚科に行ってみることにした私。患部を見せ、痒みで眠れず日常生活にも支障をきたしていることを相談すると、「アンテベート」という塗り薬を改めて処方してくれました。その薬が私には効果てきめん! 徐々に痒みが薄れ、無事眠れるようになりました。

 

 

肌は強いほうだったため、こんなに痒みに悩んだのは人生初の出来事。結局出産まで症状は続きましたが、「生まれたらすぐに良くなるよ」という病院の先生たちの言葉どおり、出産を終えると湿疹や痒みは噓のようになくなっていきました。産後3カ月を過ぎるころには湿疹の痕も消えていき、もうすぐ産後8カ月を迎えようとしている今ではすっかり元通りです。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

監修/助産師 REIKO


著者:大瀬木あさみ

炭水化物と漫画があれば生きていける1男1女の母。1人目妊娠でうっかり退職してしまい、産後は職を転々としていたが、現在はライターとして漫画・アニメや子育て、グルメなど興味がある分野を中心に執筆中。

 

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