情緒不安定になって生理がストップ…
26歳のとき、仕事での悩みが原因でうつ病を発症しました。
通院してうつ病の薬を服薬し、なんとか体調が安定してくると、あることに気がついたんです。「そういえば、しばらく生理がきていない」と……。
さすがに不安になり病院を受診
うつ病発症時は、生理のことまで気が回りませんでした。それに、もともと生理不順だったので、生理がこなくてもさほど気に留めず、「まぁいいか」と放置していたのです。
うつの症状が落ち着き、やっと少し体を気づかうゆとりが出たころ、改めて確認してみると、なんと半年前から生理がきていなかったのです! さすがに心配になった私は、婦人科を受診しました。
診察・検査の結果、黄体機能不全であることが判明! 医師から無排卵の可能性があることを告げられました。そして、生理を起こすための薬が処方され、生理15日目から1日2回、12時間ごとに薬を飲む生活が始まりました。
2年ほど治療を続けた結果
2年ほど、半月薬を飲んでは生理を起こすというサイクルを繰り返したと思います。それから徐々に、周期にバラつきはあるものの、自力で生理がくるようになりました。22日間隔と、若干短い生理周期ではありましたが、「ようやく薬なしで生理がくるまでに回復したんだ!」と感動。ちょうどこのころ、妊娠を希望していた時期だったので、「やっとスタートラインに立てた」と安心しました。
その後、無事に妊娠して出産。産後3カ月で生理が再開してからは、きちんと1カ月周期で生理がくるようになりました。
毎月かかる受診料や薬代は決して安いものではありません。また、いつまで続くか先の見えない診療もなかなかしんどく、「長かった……」という思いが正直な感想。私の場合、体調不良から生理がこなくなったので、普段から自分の体調に関心を持ち、気になることがあればすぐに病院を受診して早めに治療すべきだったと実感しています。
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
監修/助産師REIKO
文/みっちぇるさん