皮膚トラブルを市販の保湿クリームでケア
娘は新生児期には乳児湿疹ができたり、乳児期に入ると赤いぽつぽつとした湿疹ができたりと、肌のトラブルが絶えませんでした。しかしどれも軽度で、市販の保湿クリームを塗ると治っていました。娘が生後8カ月を過ぎたあたりから、肘や乳首周り、耳の縁に部分的な乾燥がみられるように。
乾燥する季節でもあったので、「皮膚が乾燥気味になっているのかな」と思い、いつも使っていた保湿クリームに加え、市販のワセリンと赤ちゃん用の入浴剤を使ってみることにしました。
悪化する耳の乾燥
少しは症状の改善が見られるものの、完治することはありません。せっけんを変えてみたり、お風呂の温度を下げてみたり、インターネットで検索し効果があると思われる方法をいろいろ試しました。しかし、改善してきたかなと思うとまた悪化しての繰り返しです。
娘も乾燥している部分がかゆいのか、頻繁に患部を掻くように。それでもいつかは治るだろうと深刻に考えていなかった私。そうして1カ月ほど経ったある日、耳にかさぶたのようなものができ、そこから透明な液体が出始めました。
安易に考えていたことを後悔
娘の症状をみた妹が、「私の娘も同じ症状になったけど、皮膚科でもらった軟膏を塗ったらすぐ治るよ」とアドバイスしてくれました。すぐに皮膚科で診てもらうと、「ここまで悪化したら、一度内服薬を飲んで一気に症状を良くさせるしかないよ。軟膏で治すのは難しい」と言われました。
お医者さんが言うには、もっと早くきていれば軟膏だけで治癒できたとのこと。病院へ行かずともなんとかなるだろうと、甘く考えていたことを私は深く反省しました。
娘に内服薬を3日飲ませるとかさぶたが消えて、きれいな肌が見え始めました。その後軟膏を塗り続けると数日で完治。飲み薬を嫌がる娘を見て、私のせいで嫌いな薬を飲まなくてはならず、申し訳ないという気持ちでいっぱいでした。こんなに早く治るのなら、あれこれ試す前に早く皮膚科に診せにいけばよかったととても後悔しました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師REIKO
著者:山口まなみ
3歳の娘と双子の男の子の母。韓国人の夫と家族5人で韓国に在住。海外での子育てやバイリンガル教育に奮闘する自身の体験談を執筆中。