40歳を超えたころからでしょうか。レディースのニットを買ってもなんだか似合わない……。なんでだろうと考えてみたところ、レディースは横幅が細過ぎるし丈も短いため、気になるおなか周りやおしりが目立ってしまうからだと気付きました。残念ですが、ユニクロのレディースニットは若い女の子&スリムな人用のような気がします……。でもあるとき、夫のニットを借りたら、なんだかしっくり! メンズは色合いも落ち着いたものが多いのでおしゃれ指数が高く、かつアラフィフの私に似合うんです! 以来、ニットは毎冬メンズ買いしています!
ハタチのころからファッション誌の編集に携わり、長年“ババアファッション”の書籍も作ってきたエディターでもある中田ぷうがおすすめのニットを紹介します!
去年も着倒した“プレミアムラム”のニット!
暖かさとアラフィフ女子のぽっちゃり体型に適したサイズ感が気に入って去年も“色ち買い”をした、ユニクロのメンズ用「プレミアムラム クルーネックセーター(長袖)」(私はMサイズをセレクト)。普段は2,990円なのですが、特別価格の1,990円で買えるときもあるので、こまめにチェックしてみてくださいね!
こちらのニット、つるっとした光沢のあるタイプではなく、マットで肉厚な質感のカジュアル度が高いタイプ。だから普段着使いにぴったりなんです。ただ、2つほど気になることがあるのも事実。ちゃんとお伝えしますね! 1つはちょっとチクつくこと。もう1つは毛玉ができやすいこと。でもこのお値段なので、私はそこは割り切って、肌を保護するインナーを着たり、こまめに毛玉取りをしたりして、こてんぱんに着倒しました。暖かいですし、気負わず着られる値段なので、ガンガン着ては洗濯機で洗っていました。この“気軽さ”もこのニットの魅力だと思います。
色はベーシックなブラック、オフホワイト、ベージュ、ブラウン、グレー、ネイビーに加え、グリーン、イエロー、レッド、ブルーの計10色! このプレミアムラムのニット、おしゃれな人はみんなカラーのほうを購入するんですよね。ブラックやグレーのベーシックカラーのニットというのはすでに持っていることが多いから遊びのあるカラーを買い足すのだと思います。私も今年、レッドを買い足しました。レッドと言っても単色ではなく、いくつかの色が組み合わさった“複雑な赤”なので、色に深みがあるんです。これはイエローのニットもそうなので、ぜひお店で色味をよーく見てみてください。
アラフィフのくすみがちな肌の色に赤や黄色ってものすごく似合う色なのですが、“色抵抗”がある人はブルーやグリーンから挑戦してみると良いかも。とくにグリーンは今年の流行色なのでおすすめです!
カラーニットは、スパイスとして大活躍!
カラーニットの魅力はなんと言っても、色のスパイス効果! 秋冬の着こなしはどうしてもアウターの色に左右されますよね。もちろん鮮やかな色のコートを着る人もいるとは思いますが、たいていが黒やネイビー、せいぜいカーキやブラウンといった暗めの色。だから全身がズドーンと暗い印象になってしまうんです。でもそこへニットで色を差し込むと、すごく良いアクセントに。もはや冬のアクセサリー代わりなんですよね。
ジーンズに合わせるならインディゴがおすすめ
普段、一番してしまいがちなジーンズとのコーディネート。ベーシックカラー(ブラック、オフホワイト、ベージュ、ブラウン、グレー、ネイビー)のニットならインディゴ(濃い色のジーンズ)でもライト(明るいブルーのジーンズ)でも良いと思うのですが、カラーニットの場合はインディゴのほうが断然色なじみ良し! ボトムをライトにするとニットだけが浮いて見えますよね(画像参照)。インディゴだとニットとジーンズの色のコントラストが少なく、スタイルが良く見えるので、ぜひカラーニットを着るときはインディゴジーンズに合わせてくださいね。
白シャツ・黒パンツとも相性良し!
そして黒パンツとも相性良し! レッドに限らず、イエローやグリーン、ブルーにも黒パンツは合います。ただ、秋冬カラーなので、レッドやイエローもトーンが抑え気味になっているんですよ。だから黒パンツにそのまま合わせてしまうと暗い印象に。そこでインナーにはTシャツではなく襟付きの白シャツを着て、襟・袖・裾をチラ見せしましょう! こうすることで白の抜け感が加わり、重たい印象のコーディネートになりません。
まとめ
いかがでしたか、「プレミアムラムクルーネックセーター(長袖)」。買うなら、あえてのカラーがおすすめ! レッドとイエローなら顔色を明るく、ブルーとグリーンなら旬な着こなしになりますよ。ぜひ今年の秋冬の着こなしに加えてみてください。
※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。
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著者:中田ぷう
業務スーパーやカルディ、コストコなどに詳しいフードジャーナリスト。著書に子どものごはん作りの闘いを描いた「闘う!母ごはん」(光文社)がある。育ち盛りな高校2年生と小学3年生のママ。