夏の風物詩である流しそうめんは、親子揃って楽しめるレジャーですよね。天然の湧き水を使った流しそうめんスポットは数多く存在しますが、その多くは回る流しそうめんです。
そんなある日、竹を使った昔ながらの流しそうめんを体験する機会がやってきました!
手作り流しそうめんにチャレンジ!
鹿児島県の高千穂峡が発祥の地といわれる流しそうめん。当初は竹を使っていましたが、使い勝手が悪いことから円環容器でそうめんを回転する形になったといわれています。
わが家の子どもたちは、回る流しそうめんしか知りません。「昔ながらの流しそうめんを体験させてあげたい!」そう思っていたある日、田舎に住む知り合いに誘われ、手作り流しそうめんにチャレンジすることになりました。
伐採した竹にキレイな湧き水を流す!
知り合いが住む場所は川の上流地域。すぐそばにはキレイな川が流れ、山からの湧き水も家に引いています。山で伐採した竹に湧き水を流した瞬間、親子揃って大興奮!
そうめんが流れていなくても、涼しさ満点の光景に大感動です。2歳の娘でもそうめんが取れるようにと、傾斜をゆるやかにしてくれました。手作りだと調整も効きます。色鮮やかな五色そうめんが流れ、見て食べて楽しいひとときを過ごしました。
竹を使った流しそうめんスポットも!
流しそうめんを手作りしたい場合、いちばん手軽なのはホームセンターで竹や竹に似たプラスチック製のものを購入して作ることです。竹を使って流し台を固定する三脚を作るのもおすすめ!子どもがよろこぶこと間違いなしです。
さらに、竹を使った流しそうめんスポットもあります。関東方面だと東京鮒宿や千葉県のボンゴヴィラ、埼玉県にある囲炉裏庵花水木など、気になるスポットを探してみるのもおすすめです。
流しそうめんを食べているとトマトやきゅうり、綿糸卵なども流れてきました。これには子どもたちも大よろこび。アイデア次第で飽きることなく流しそうめんが楽しめます。何杯食べたのかな?と思うほど子どもたちの食欲もすごかったですよ。(TEXT:田中由惟)