※調査概要
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ベビーカレンダープレゼント」「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」のサービスを利用された方
調査期間:2021年11月1日~2021年11月7日
有効回答数:472件
普段のお風呂担当は、パパ4割、ママ6割
まずは、ママが生理中ではない日のお風呂事情について聞いてみました。
いつものお風呂は、ママと一緒に入る割合が55%、パパ と一緒に入る割合が 43%と、パパよりママと入る割合のほうが高くなっています。仕事の帰宅時間の都合や、お風呂はママじゃないとダメなタイプのお子さんなど家庭によって事情は違えど、パパにはもう少しサポートして欲しい! とママの声が聞こえてきそうな結果です。なお、その他には、じいじやばあばなどと一緒という回答が含まれています。
次に、生理中の子どもとのお風呂について聞いてみました。
生理中のお風呂担当は、パパ6割、ママ4割
ママが生理中のお風呂について聞いてみると、今度は「パパ」が58%、「ママ」が40%と普段のお風呂の場合と逆転しています。小さな子どもとのお風呂は、体を洗ってあげたり遊びに付き合ったりと入浴時間が長めになりがち。そんな生理期間中のママを気遣ってか、子どもと一緒にお風呂に入るパパの割合が増えています。
生理中、一緒に湯船に浸かる?シャワーだけで我慢?
次に、「生理中でも子どもはママと一緒にお風呂に入る」と回答した人は、どうやってお風呂に入っているのか、何か対策などをしているのか、について調べてみました。
生理中の「経血量が多い日」の場合でも、そのまま一緒に湯船にも入るという人は約40%、またタンポンなどはつけずにママはシャワーだけという人も約40%。タンポンを使っている人は、湯船に入る派とシャワーだけ派を合わせても9.6%と少数派のようです。また、10人に1人は、自分は服を着たままお子さんだけをお風呂に入れるという対策を取っているようです。
「経血量が少ない日」の場合は、「そのまま一緒に湯船に入る」人の割合が64.3%とぐんと増えています。経血量が多いときは39.9%だった「タンポンなしでのシャワー派」は23.4%と半数近く減少。生理中とはいえ、慌ただしくシャワーで済ませるより、湯船に浸かってゆっくりしたいですよね。「自分は服を着て、子どもをお風呂に入れる」という人も、経血量が多い日より半数近く少なくなっています。
悩んでます!困ってます!
お風呂になかなか入りたがらないなど、子どもとの入浴は普段でも悩みの種になりがちですが、ママの生理が重なると、さらに悩みが倍増! みんなの悩んだり困ったりしたこととは、どんなことなのでしょうか?
●経血量が多い日に、子どもの髪や体を洗っていると血が垂れてくる
●真冬に、経血が多くて子どもと一緒に湯船に入れないのはホントにつらい……。湯船に入れない期間はいつも風邪をひきがち。かと言ってタンポンをつけるとかまでしたくないし。浴室暖房機能が欲しい!
●自分は服を着たままで子どもの入浴をするとき、子どもが抱きついて来て自分の下着まで濡れることもある。腹痛があったり体調も悪いので、しゃがんだり立ったり体勢を変えるのがつらいときがある
●まだ子供が小さいため、タンポンの紐に注意が向くと「引っ張られるかも⁉」と毎回ビクビクしている
●経血が多いときにパパが仕事で遅いと入浴をどうするか悩む
●タンポンをしていて、「お母さん紐がついてる!亅と言われてちょっと焦ってしまった
●ナプキンをつけるところを見て、「なにしてるの?」と言われた
●「きたなーい!」と言われたことがあり、少しショックだった。血を見られないように努力してる
●初めは「血!血!」と嫌がられて困った
●「キャー!赤いものが浮いてるよ!」と子どもにびっくりされたことがある。正直に話すと小さい子でも理解してくれた
「経血量が多い日に湯船に入れないのはホントにつらい」「腹痛があったり体調も悪いので、体勢を変えるのがつらい」など、生理中のお世話のつらさを物語るコメントが! 加えて、タンポンやナプキン、経血を見たお子さんからの言葉に戸惑ったママも。生理による体調面の悩みと、生理をどう子どもに伝えていくかの性教育についての悩みが多いということがわかりました。
育児中のお風呂は、子どもの成長に合わせて悩みも変わる大変なお世話。特に生理中は、衛生面を気にしてか、子どもと入るのを避けたり、シャワーで済ませたりと、家庭によって対策もさまざまのようです。また、お風呂でママの経血を見て驚くお子さんも。一緒に入る場合は、生理についてどう伝えるか、という性教育についても考えなくてはならないようです。
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文/ZONOKO