妊娠を周囲へ伝えていく際、伝える時期や順番など、いろいろと気にしなければならないことが多いですよね。
働いている場合は、会社への報告も考えないといけなくて、さらに悩ましい・・・。私が会社に妊娠を報告した際の体験談をお伝えします。
私が会社に妊娠を報告したタイミング
私は流産の可能性がだいぶ下がると言われている、心拍を確認できた7週~8週ごろに妊娠したことを上長に報告しました。
業務内容や職種、またはつわりや切迫流産等で、もっと早く報告せざるをえないこともあるかもしれませんが、あまりに早く報告してしまうと、流産してしまった際にお互いに気まずくなってしまう可能性があります。反対に安定期まで報告しないことは、後任の準備などで会社に迷惑をかけてしまうでしょう。
どの範囲の人にまで妊娠を報告するべき?
私の場合、会社の部署全体には、安定期に入ったころに上長から伝えてもらいました。しかし、チームのメンバーなど業務上の関わりが濃厚な人、またプライベートで仲がいい数名には、上長に報告したあとに「まだ安定期ではないこと」を添えて妊娠報告をしました。
この十数人への報告で、体調不良時のカバーの依頼や心身の不安の相談などができるようになり、とても心強く安心したことを覚えています。
妊娠を会社に報告する際に気を付けたこと
まず上長に報告する初期の段階で、産休や育休の取得以降や時期、妊娠中の業務対応範囲などを伝えるようにしました。また、体調がよくない場合は、早めに報告・相談するようにしていました。
これまで妊娠した部下を持ったことがない上司は、妊娠に関して状況や見通しがつかないことが多いようなので、できるだけ丁寧に伝え、急な休みに対応できるよう、業務に関しても報連相を徹底し、代替対応が滞らないよう気を付けていました。
会社への妊娠報告はさまざまな点から気を使いますね。誤った報告方法では職場の人間関係を壊しかねません。妊娠はおめでたいこと。気持ちよく報告ができれば、出産後に復職する際の気持ちも違いますよね。(TEXT:守田玲)