20~30代はエアロビクスやダンスが好きで、音楽に乗せて体を動かし、汗をかくのが楽しかった私。40代でコロナ禍を迎え、ただでさえ衰えがちな体力がさらに落ちていくのを実感して焦りました。かつて楽しんだZUMBAやダンスのオンラインレッスンを試したものの、体力が低下した今の私にはしっくりこなくなっていることを実感。そんな私がたどり着いた、40代の自分にちょうど良い運動についての体験談です。
30代までは音楽に合わせて汗をかくのが楽しかった
大学時代、体育の授業で初めてエアロビクスを体験し、その楽しさにすっかりとりこになった私。単位取得後も毎年エアロビクスの授業に登録し、単位とは関係なく毎週休まず通っていました。社会人になって通信制大学に編入したときも、必須ではない体育の授業に登録。ダンスの授業を選択し、音楽とともに汗をかいてフラメンコを踊るのを楽しんでいました。
30代での次男出産後は、親子エアロにハマって毎週バスと電車を乗り継いで、赤ちゃん連れでレッスンに通っていました。とにかく音楽に合わせて体を動かし、汗をかくのが大好きでした。
40代半ばで迎えたコロナ禍での体力低下
40代になったばかりのころは、仕事と家事育児の合間を縫って、区のスタジオに通ってエアロビクスやZUMBAを楽しんでいた時期もありました。しかし、40代半ばで迎えたコロナ禍。私の職場ではすぐに在宅勤務の指示が出ました。ちょうど次男も保育園を卒園し送り迎えが不要になったこともあり、私の運動量はどんどん減っていくことに。
このままではまずい……とオンラインでのZUMBAやダンスレッスンに登録。でも体力は、自分の想像以上に低下していました。年齢的なタイミングとコロナ禍での運動不足が重なったことが、体力の衰えに拍車をかけたのだと思います。もうかつてのような体力はない……! ZUMBAやダンスで1時間分の運動に取り組むことは、今の自分には過剰に感じました。まず、取り組むまでの意欲が不足している感じです。そうしてどんどんこれらの運動から遠ざかっていく日々でした。
次に、体力が低下した私がたどり着いた運動についてお伝えします。
30代では物足りなかったヨガやピラティスとの再会
そんななか、目に止まったのがオンラインのヨガやピラティスのレッスン。実は30代のとき、近所のヨガスタジオに通った時期もありました。育休中には親子ヨガも体験しましたが、エアロやダンス好きの当時の私にはヨガの動きは緩慢に感じ、汗もかけずに物足りなく思えて遠ざかっていました。
それが、再開してみるとこのゆっくりした動きが、体力低下した自分にはちょうど良い! 動きのペースはゆったりしているけれど、インナーマッスルが鍛えられている感じでじわっと体の内側から汗をかくことができる……。ヨガとの再会は、30代のときとはまったく違う印象となりました。ダンスほど気合いを入れなくても、在宅勤務の合間に気軽に取り入れられる敷居の低さも、今のライフスタイルにちょうどよかったのかもしれません。続けてピラティスにも挑戦するようになり、今はすっかりヨガとピラティスのオンラインレッスンにハマっています。
まとめ
音楽に合わせて体を動かし汗をかくエアロビクスやダンスは楽しかったけれど、40代半ばで急激に運動量の落ちた私にはキャパオーバーでした。今は、一つひとつの動きを味わうヨガやピラティスのゆったりとした動きや、体幹をじっくり鍛えて内部から発汗するような感覚がとても心地良く感じられます。
30代のときに合わないと感じて遠ざかっていたヨガをこんなふうに楽しむことができるなんて、当時の自分が知ったら驚くことでしょう。年を重ねるとこんな再会もあるのだなと思います。これからも自分の体の声を丁寧に聞いて、そのときの自分に合った運動を見つけていけたらと考えています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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著者:まっちゃ
40歳で再び独身に戻った、バツ2シングルマザー。30代まではボディラインにも肌にも自信あり。40代初期はプロポーションを褒められたり、そこそこモテたりでいい気になっていたが、40代半ばになり加齢の現実を徐々に目の当たりにしている最中。