生理痛や生理不順とは無縁だった私
28歳のときのこと。結婚していた私はそろそろ妊娠したいと思い、本格的に妊活を始めました。
学生時代は、特に生理痛や生理不順で悩むことはありませんでした。ただ、気になっていたことと言えば、経血量が多く、経血漏れを起こすことがたびたびあったことくらいです。そのため、妊活にそこまで不安はありませんでした。
年々経血量が減り、妊娠できるか不安に…
ところが、年齢が上がるとともに、あれだけ多かった経血量が少なくなっていったのです! 私は「このままでは妊娠できないのでは……」と不安になり、まずは葉酸やビタミンEなど妊活にいいと言われているサプリメントを摂取しました。
妊活を始めて半年後には、自分が妊娠できる体かどうかを婦人科で調べてもらいました。経血量が減ったのは、加齢に伴い子宮内膜が薄くなったことが原因だそうです。ただ、体に問題はなく、妊娠はできるとのこと。それ以降、継続してタイミングなどの経過を診てもらうことにしました。
生理がきては落ち込んで…を繰り返す
そこからは毎日、基礎体温計とにらめっこです。毎朝基礎体温を測り、体温が下がるたびに生理がきては気分が落ち込み、また翌月に体温が下がって生理がきては落ち込む……。その繰り返しです。何度「生理よ、くるな!」と思ったことか。
ただ、生理がくるたび落ち込む私に代わり、夫が楽観モードでいてくれたのは救いでした。「気にしなくてもすぐできる、すぐできる~♪」と明るく言ってくれた夫のおかげで、過度なプレッシャーや落ち込みもなく過ごせたと思います。
その後も「今日の自分が一番若い!」と思いながら休まず妊活。その甲斐あって、妊活3年で待望の妊娠! 現在は3児のママとなりました!
女性なら生理がきて当たり前、妊娠して当然という思いがどこかにありましたが、生理がきちんと毎月くることも、妊娠することも、奇跡のようなことだと身をもって感じました。少しでも生理不順になったり生理痛を感じたりしたら、ちゃんと生理に、自分の体に向き合うことが大切なんだと学びました。
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
監修/助産師REIKO
文/新米ママさん