前回開封レビューをお伝えしたのに引き続き、今回は生理真っ只中に使ってみた、その使用感をまるっと正直にお伝えしたいと思います!
「ユニクロ」の「エアリズム吸水サニタリーショーツ」とは?
最初に、商品を簡単に紹介します。
●商品名:「エアリズム吸水サニタリーショーツ」
●価格:1990円
●どんなショーツ?:紙ナプキンと一緒に使うサニタリーショーツとは違い、クロッチ部分に「抗菌防臭機能付きシート」、「吸水シート」、「防水シート」の3層構造のシートが付いています。約30~40mlの経血や水分を受け止めてくれるので、経血量によっては紙ナプキンやタンポンなして過ごせて、洗って繰り返し使えるショーツです。
詳しくは、前回の開封レビューをご覧ください。
また、リポートの前に、筆者の生理情報をお知らせしておきます。
●経血量が多いのは生理2~3日目。生理期間は5日程度で終了
●生理1日目と4日目以降は羽なし17㎝、2~3日目は羽付き20.5㎝、就寝時は夜用30㎝のナプキンを使用するときも
●タンポンは使用しない完全ナプキン派。吸水ショーツを使うのはユニクロが初めて
実は、前回の開封レビューからだいぶ時間が経ってしまいました。それは、このところ月経不順で生理がなかなか始まらなかったから…… 。症状について婦人科で相談し、黄体ホルモンを補充する注射を打ってもらい、約2カ月ぶりに生理が訪れました。普段はやや憂鬱な生理ですが、エアリズム吸水サニタリーショーツを体感したくてうずうずしていたので、「やっとこの時が来た!」と嬉々としてチャレンジしました。
ガチで吸水ショーツにチャレンジ!
では、さっそくリポート開始です。 吸水サニタリーショーツの実力を確かめるため、使い捨てナプキンなどは併用せず、吸水サニタリーショーツだけのがちチャレンジです!
【生理1日目21時】お風呂上がりに装着
生理に気づいたのは15時ごろで、まだ経血が鮮血ではなく量も少なかったので、しばらくはおりものシート過ごし、お風呂上がりから「エアリズム吸水サニタリーショーツ」をはきました。おへそを覆うくらいお腹をすっぽり包んでくれるハイウエストタイプのショーツ。伸縮性もあってウエストと太もも周りはほどよくフィットして、個人的にはき心地は満点! ファーストインパクトは上々です。この状態で就寝しました。
【生理2日目7時】起床
朝7時に起床。このとき吸水サニタリーショーツをはいて10時間が経過。クロッチ(股)部分は黒色の生地なので、使い捨てナプキンのように、どのくらい経血が出たのかはわかりませんが、かたまり状の経血が少し残っていてまっさらな状態ではありませんでした。トイレットペーパーで拭き取ったけれど、新しい紙ナプキンを付けたときの感じとは違い、はくときに若干湿り気を感じました。
長時間歩いても運転してもモレなかった!
【生理2日目8時】ウォーキング後
小学生の子どもの登校を見送るついでに、日課にしている45分間のウォーキング。違和感も不快感もなく歩けました。普段は、歩いている最中にナプキンが変にずれてが痛くなることもあるけれど、それを感じずに済むのはポイント高い! 帰宅後、クロッチ部分をトイレットペーパーでなでてみると、かすかに色がつく程度。問題なく吸収されているようです。
【生理2日目10時】ロングドライブ
実家に帰省するために、約1時間20分の運転。遠出とあってさすがにモレが心配で、念のため、吸水サニタリーショーツの上にレギンスをはいて乗車しました。また緊急時に備えて、使い捨てナプキンを装着した普通のサニタリーショーツを持参。
【生理2日目13時】昼食後
食後のトイレでチェック。この時点で、吸収しきれていない? と思われる経血のかたまりをクロッチ部分に確認。トイレットペーパーで拭き取れば、はけないことはないかなーというレベルでした。
【生理2日目16時】帰宅後のトイレ
運転して帰宅後のトイレ。ここでもクロッチ部分に経血のかたまり が残っていました。拭き取らないと、はくときに勇気がいるなと思うくらいでしたが、モレなどは見当たらず、服も汚れていませんでした。
「もう脱ぎたい!」の限界がきたのは22時間後
【生理2日目19時】夕食前
ふと動きを止めたときに、なんとなくにおいが気になりました。生臭いような、嫌な臭い。はいているとちょっと気持ち悪いなと思うように。
【生理2日目21時】おふろタイム
24時間経過した入浴のタイミングで、この日のエアリズム吸水サニタリーショーツを脱ぎ、リポートを終了! 脱いだショーツの重さを量ると、はく前と比べて3g増えていました。この時は明らかに経血が残っているのが目に見えてわかりました。けれども、吸水シートを通り抜けてショーツ表面に染みている部分はなく、服への汚れもなし。ただ、この時間まではき続けるのは、感覚的にはキツイなーと思いました。
生理3日目のリミットは16時
実は、生理2日目の昼間、思いのほかはき心地もよく、モレもなくて順調だったこともあり、筆者はユニクロへGO! エアリズム吸水サニタリーショーツを追加購入しました~。21時の入浴後に再び新品を履いて、経血量が多い生理2日目の夜からも紙ナプキンなしで過ごしてみました。
【生理3日目8時】起床時
前日のお風呂上りにはいてから約11時間が経過。この日は経血量が多かったとみえ、クロッチ部分に経血のかたまりが残っていたけれど、トイレットペーパーで拭けば不快感なくはけました。トイレに行く度に、「表面を軽く拭いてからはく」の流れが当たり前になってきたのですが、ナプキンを取り替える手間と比べたらラクだなーと感じました。
【生理3日目11時】病院のトイレ
この日は不妊治療の受診日。かかりつけの病院は車で50分ほどの場所と少し遠いので、昨日と同じく、使い捨てナプキンを装着した普通のサニタリーショーツを持参しました。受診前の11時にトイレに入ったときは、クロッチ部分に少し残った経血を拭き取りました。行き帰りの運転中は、モレなどのトラブルなく快適に過ごせました。
【生理3日目14時】遅めの昼食後
病院から帰宅し、遅めの昼食を取っているとき、なんだかショーツの重さを感じるように。けれど「昨日は夜まで過ごせたから、まだまだ大丈夫かな?」と思いリビングでのんびりしていました。
【生理3日目16時】トイレ
さほど動かず、座ったままで過ごしていましたが、だんだん不快感を感じて少しにおいも気になりました。トイレでチェックするとクロッチ部分に経血のかたまりが多めに残っていて、さらにショーツサイドにモレ発見……。服には到達していなかったものの、吸水量の限界を感じてはき続けるのを止めました。
3日目は、ここでレポートを終了。脱いだショーツを計量してみると、はく前より10gも増えていました! 2日目の使用後は+3gだったので、かなりの量を吸収していたんだなと、エアリズム吸水サニタリーショーツの吸水パワーを実感しました!
結果→生理の必需品に仲間入り決定!
初めての吸水ショーツ生活を体験して思うことは、買って良かった! 使って良かった! ということ。個人的には紙ナプキンを交換する面倒から解放されることが一番のポイントでした。経血量が多い日のトライだったので、1~2日目は大丈夫? もれてない? と不安がつきまといましたが、3日目になると頻繁にトイレでチェックすることもなくなり、吸水ショーツへの信頼感も芽生えてきました。
けれども、筆者の場合、経血量が多い日に終日はくのは、難しそう。経血量に合わせて使い捨てナプキンの長さや羽の有無を選ぶように、吸水量の違う吸水サニタリーショーツを買い揃えて、使い分けられたら快適だろうなと思います。
また、使い方で気づいたことも。今回試したユニクロのエアリズム吸水サニタリーショーツは、吸水シート部分の長さが約30㎝あります。筆者は、生理周期後半に軽い日用の紙ナプキン使っていて予想外の経血量でモレることがよくあったのですが、こんな時に吸水シート部分が夜用ナプキンほどの面積がある吸水ショーツを使えば、想定外の経血に対応できそうだなと思いました。
ちなみに、4日目以降の経血量が少ない日にもエアリズム吸水サニタリーショーツをはいてみましたが、クロッチ部分に経血が残ることがなくなり、終日気分よくはいていられました♪
ただ、その後の洗濯に関しては、ちょっと気になる点が!?「エアリズム吸水サニタリーショーツ」のお手入れ編は次回お伝えしたいと思います!
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文/ZONOKO