健康診断で尿に血が混じる
毎年受けている会社の健康診断。26歳のときに受けた健康診断で、尿潜血が認められ、再検査に行くよう指示されました。
しかし、このときの私は「生理前だったからかな?」と軽く考えてしまい、病院に行かずそのまま放置してしまいました。翌年の健康診断でも同じように尿潜血が認められましたが、重い生理痛はあるものの周期は一定しており、これといった自覚症状もなかったため、このときもまた再検査を受けることなく過ごしていました。
再検査を放置していると不正出血が!
ところが、健康診断のあとしばらくすると、突然、覚えのない出血が……!
しかも、一度だけでなく何度もあるのです。急に不正出血を起こすのですから、そのたびに血で洋服を汚してしまい、何枚もの服を泣く泣く処分するハメに。
さらに、全身の倦怠感、貧血、激しい生理痛といった症状も現れるようになって……。特に貧血は日に日にひどくなり、倒れてしまったこともありました。
これだけ症状が出てくると、さすがの私も不安に襲われ、急いで病院へ。
妊娠しにくい体になっていた
診察の結果、不正出血の原因は子宮内膜ポリープであると診断されました。しかも、健康診断で尿潜血が確認されてから2年も経っていたので、かなり大きな子宮内膜ポリープとのこと。そのため妊娠しにくい体になっていると告げられました。
このとき私は結婚して間もないころだったので、すぐに手術を決行。幸いにも、ポリープを取ってから4カ月後に無事、子どもを授かることができました!
正直、不正出血を軽く見ていました。自覚症状がなかったので「自分は若いから大丈夫!」と思い込んでいたように思います。通常では考えられない出血なのですから、体はSOSのサインを出していたんですよね。
当たり前のことではありますが、健康診断で再検査の必要があれば、放置せず病院に行くべきだったと反省しています。すぐ動いていれば、ここまで大ごとにならずに済んだかもしれません。
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監修/助産師REIKO
文/にくまん。さん