病気と無縁だった私が更年期症状?
ネットで調べると、体がだるい、頭痛がする、急に汗を大量かく、顔がほてるなど当てはまる項目が多いのが更年期症状でした。「まさかまさか、これが世に言う、テレビや本でもよく目にする更年期症状というやつか……?」。そういえば、母は「更年期がつらかった」と言っていました。でも私は「自分は更年期症状とは無縁だろう」と、高をくくっていました。なぜなら昔から健康優良児で病気とは無縁、風邪もほとんどひいたことがなかったからです。
また、私は楽天的な性格なので、更年期症状は母のようなナイーブな人が感じる不快な状態のことなんだと、勝手な解釈をしていたんです。しかし、それは間違っていました。ネットや本で調べてみて、更年期症状は年を重ねれば誰でもなる可能性のあるものだとわかったのです。
更年期症状だと受け止めざるを得ないように
「体が不調だなー」と感じつつもほったらかしにしていたので、いつまでたっても解消されませんでした。たまたま健康診断で病院に行く機会があったので、頭痛やだるさ、汗について自分の状態を話したところ、「それは更年期症状でしょう」との回答。「やっぱりか……」「でも、まだ早いのでは?」「たまたま不調なのでは?」と、いろいろな感情が私の頭の中を駆け巡りました。
今思うと、年を取ったことを受け止めたくなかったのだと思います。しかし自分の症状、医師の診断、ネットで調べたこと、どれをとっても更年期症状だと受け止めざるを得ないと実感しました。ではどうやって向き合うか? 私がおこなってみたのはパーソナルトレーニングとお灸でした。
ジムとお灸で不調が改善
通っているジムでパーソナルトレーニングというものがあることを知り、体の不調を整えるために週に3回、1時間程度ジムの時間を作りトレーニングを受けました。筋肉をほぐしてもらい、どこに疲れがたまっているかということも教えてもらえました。作ってもらったメニューに沿ってトレーニングをし、また自分の家でも空き時間にストレッチをおこなうことで、朝起きたときの体のだるさがスッキリ良くなりました。
また鍼灸院では、頭痛には目のお灸がひとつの対処法としてあると聞きました。眼精疲労は頭痛を引き起こす一因でもあり、目を温めることで緩和するとのこと。目のお灸は1回3,500円程度で眼鏡型装置の上に筒状の入れ物を乗せ、その中に小さな炭に火をつけ10分間ベットで安静にしていました。受けた直後に視界がスッキリし、頭の中もとてもクリアになりました。私の場合は月に2回ほど通い効果を実感しました。人それぞれだと思いますが、頭痛持ちの私には合っていたようで、頭痛がかなり軽減しました。
まとめ
更年期?と思っても、何か隠れた病気のサインの可能性もあるそうなので、病院で診察を受けることも大切だと思いました。私にとっては、トレーニングやストレッチ、お灸が合っていたようです。
今後も定期的に体のメンテナンスをしていきたいと思います。体が元気になると思考もポジティブになり、これからしてみたいこともいろいろ浮かんできました。長年頑張ってきた自分の体を丁寧にいたわって、これからも前向きに活動したいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院 綱島女性クリニック院長)
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著者:ねここ
パソコンの新しい機能がなかなか覚えられないとなげきつつ、更年期の体のケアに力を注ぐ毎日。猫とコーヒーが大好き、ライターのお仕事も挑戦中です。