次女の妊娠中、臨月のときです。少し茶色がかったおりものが下着につきました。これが噂に聞く「おしるし?」と思いましたが、確信はありませんでした。おしるしらしきものがあったのはこれが初めて。
今回は、そんな私の初めての「おしるし」体験をご紹介したいと思います。
おしるしってどんなこと?
おしるしは、出産が近付いた証拠です。お産が近付くと、子宮の収縮などの原因で、赤ちゃんを包んでいる卵膜がこすれて出血するのだそう。これが粘膜と混ざり合い、茶色がかったおりものとして下着についたのです。
定期的におなかの張りも来ている気もするし、自分ではなんとも判断がつきません。私がおしるしらしきものを見つけたときは、とりあえず生理用ナプキンを当てて、かかりつけの産婦人科に連絡することにしました。
おしるしから本陣痛、そして出産へ
その日のうちに受診したところ、微弱ながら定期的な陣痛も始まり、そのまま出産のため入院することに。やはり、茶色がかったおりものは「おしるし」だったのです。
でも、3人の子どもを産んでおしるしがあったのは、次女のときだけ。長女のときは破水からお産が始まったのでおしるしはなく、末の息子のときも、おしるしらしきものはありませんでした。
おしるしがきたらあわてずに
おしるしにはこれと言った決まりがあるわけではなく、ケースバイケース。私のように、同じ人間でもおしるしがあったりなかったりします。次女のときはたまたますぐに陣痛がきて出産になりましたが、そのまましばらく陣痛が来ない人もいるそうです。
おしるしの色や量もいろいろです。私のように少し下着につく程度から、生理のようにたくさん出る人も。とにかくおしるしが来たら、あわてずにナプキンを当てて様子を見てくださいね。
おしるしには個人差が大きいようですが、少しでも不安があったら、迷わずにかかりつけの産院に連絡して指示を仰いでください。また、破水や陣痛がきていても同様に、産院へ問い合わせてみてくださいね!(TEXT:恋瀬たまこ)