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「もしかして…副作用!?」足のむくみがひどすぎる!病院に駆け込むと…

私は生理痛と生理不順のため、低用量ピルを10年以上長期内服しています。低用量ピルによって長年悩んでいた症状が改善されたのはうれしい一方、副作用である血栓症リスクも常に気になっていました。そんなある日、足のむくみがひどすぎるのに気がついて……。

 

低用量ピルを飲み始めたきっかけ

私が低用量ピルを飲み始めたきっかけは、ひどい生理痛と生理不順です。痛み止めを飲まないと我慢できない痛みと、いつ生理がくるのかわからない不安に長年悩まされていました。

 

婦人科に相談し、低用量ピルを飲み始めると、これらの症状は徐々に改善。同時にPMS(月経前症候群)もあまり感じなくなり、肌の調子も良くなったのです。低用量ピルは私にとって欠かせないものとなり、10年以上長期内服しています。

 

こんなにむくみがひどいのは初めて…!

低用量ピルの内服により、生理痛や生理不順など生理に関するストレスから解放された私。しかし、一方で低用量ピルの副作用である血栓症も常に気になっていました。

 

あるとき、仕事中にふと「そういえば最近、足のむくみがひどい気がする」と気付きました。立ち仕事のため、足のむくみは日常的に感じていたのですが、これまでのむくみとは少し違うような気がしたのです。しばらく様子を見ていましたが、どんどんむくみは悪化し、少し痛みも感じるほどに。

 

足のむくみは血栓症の症状の1つ。「もしかして……」と不安になった私は、血栓症は何科で診てもらえばいいのかを調べ、仕事帰りに循環器内科に駆け込みました。

 

やさしい女医さんと検査結果にひと安心

むくみの症状と初めての循環器内科に少し不安な気持ちでしたが、やさしい女医さんが親切に対応してくださり、少し安心。低用量ピルを内服していること、最近足のむくみがひどいことを伝えると、すぐにさまざまな検査をおこなってくれました。

 

数日後、検査結果は異常なし。立ち仕事だったため休憩中の軽いストレッチや、塩分・アルコールの摂りすぎに注意するなどといったむくみの対処法や生活習慣における注意点を指導されました。気を付けながら生活していると、むくみは徐々に改善していきました。

 

 

低用量ピルは正しく使用すればとても便利な薬ですが、副作用もあります。今回は副作用の1つである血栓症について基礎知識があったので、万が一を考えた早めの行動ができました。

 

低用量ピルの副作用に対してはさまざまな意見があると思います。しかし、私は低用量ピルを内服することによって、自分の体の異常や変化に敏感になれたと感じています。今後も自分の体の声に耳を傾けつつ、低用量ピルとじょうずに付き合っていきたいです。

 

監修/助産師REIKO
著者/白石みやこ
イラスト/マメ美

 

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