不調により夫にナプキンを買ってきてもらうことに
その日、私は生理用ナプキンを切らしていたのですが、体調を崩してしまい、生理用ナプキンを自分で買いに行くのがつらい状況に。そのため、代わりに夫に買いに行ってもらうことにしました。
夫がひとりで生理用ナプキンを購入するのは初めてです。「多い日の昼用か夜用のナプキンを買ってきてほしい」と頼むと、夫は「恥ずかしいよ」などと断ったりせずに了承してくれ、ホッとしました。
夫の生理用品の知識は?
ただ「夫はどのくらい生理用品に関する知識があるのだろう」と思った私は、買い物に行ってもらう前に夫に質問をしてみました。
「ナプキンって何種類くらいあると思う?」と聞くと
「3~4種類くらいちゃうか?」と夫。
その答えから、多い日用とか少ない日用などの種類があることをちゃんと把握しているのかと思ったら……?
「CM見る感じ、生理用品のメーカーが3 ~ 4種類くらい」
なんとメーカーの数のことでしたでした。夫の場合、そのあたりはCMが情報源になっているようでした。ちなみに、夫はナプキン以外の生理用品はよく知らないそうです。
そのため、 「多い日の昼用か夜用のナプキンを買ってきてほしい」 とお願いしたものの、夫が買いに出かけたあとになって「ちゃんと買ってきてほしい物を買ってきてくれるかな」「どれを買ったらいいか迷ったり、いざ生理用品を手に持ってレジに持っていくのが恥ずかしくなって、やっぱり買えない、とか言わないかな」など、心配になりました。
ちゃんとナプキンを買えた夫
さて、夫が近所のドラッグストアへ買い物に出かけて40分――。ようやく夫が帰ってきました。買ってきてくれたナプキンを確認すると、いつも使っているナプキンと同じブランドのもので、多い日の夜用でした。
夫曰く、「似たような商品が多くて迷ったけど、いつものやつっぽいのを選んだ」と言っていました。
たしかにナプキンは、メーカーや長さなどのほかに、羽ありか羽なしかなどの違いがあって、種類がとても多いので、夫が迷うのも無理がありません。「多い日の昼用か夜用のナプキンを買ってきてほしい」という頼み方では、男性にはわかりにくかったなと反省しました。
しかし私が驚いたのは、夫が「いつものやつ」を知っていたことです。普段、家では使用前後のナプキンは見えないようにしていたのに! 夫によると、ドラッグストアで私がナプキンを選ぶ姿は何度も見たので、そのときのデザインを覚えていたようです。
このとき、夫に生理用品を買いに行ってもらったり、生理についての質問をしてみて初めて、夫のナプキンや生理用品に関する知識が私が思っていたよりも少ないことを知りました。また、CMや私の買い物に付き添ってくれているときくらいしか、生理用ナプキンに関する情報に触れることがないことには驚きましたが、自分が普段まったく使わない物だから、当然と言えば当然。自分が知っているから当然相手も知っているだろうと無意識に思っていた節があったので、そうではないことを再確認できる機会になってよかったです。
著者/cantabile_039c
監修/助産師 REIKO
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