1歳半健診で相談
次女は1歳半前から、眠りにつく前やテレビを見るために寝転んでるいるとき、手をおまたにあてて硬直することがありました。足をピーンと突っ張り、体中に力が入っているのです。「何が原因だろう?」とネットで調べてみたところ、幼児自慰ではないかという結論に。「え、子どもがそんなことするの!?」と驚きました。
ちょうど1歳半健診があったのでそこで相談してみると、「性的な意味はなく成長とともにやらなくなることもある。少し意識を逸らしてみよう」と医師に言われました。
3歳児健診で再び相談
自慰行為に気づいてから1年以上たってもやめる気配はなし。おまたから手を外してみるものの、「別にいいでしょ」という顔をしてまた触っています。そこで再び3歳児健診で相談してみることにしました。
診察していただいた医師によると、自慰行為は無理にやめさせる必要がないとのこと。怒ったりすると隠れてするようになったり、性に対する罪悪感を持ったりするようになる可能性があるそうです。
また、直接性器に触れていないため、バイ菌が入る可能性は低いのであまり気にする必要はないということ。そして幼稚園に通い始めれば、暇な時間も減るので触ることは少なくなるだろうとのことでした。
性教育って難しい
医師には自慰行為を無理に止める必要はないけど、やって良い場所とだめな場所は区別できるようにした方がいいと言われました。そこで、次女に「お外ではおまたは触ってはだめだよ」と伝えたら、「どうして外ではだめなの?」と聞かれました。「恥ずかしいからだよ」と答えても納得せずに質問の嵐。
「大事な場所だからだよ」と言ったものの、どうして外でおまたを触ってはいけないかの説明は容易ではありませんでした。幼児にですらうまく説明できなかったので、思春期に入ってからの性教育はもっと難しいのだろうと、今から不安になりました。
次女は幼稚園に通い始めた今でも自慰行為をしています。いつまで続くのだろうと不安な気持ちになります。悪いことではないとわかっていても、体がもっと大きくなってから自慰行為をする姿は、なんとなく見たくないように思います。また機会があれば医師などの専門家に尋ねて対応していきたいと思っています。
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監修/助産師REIKO
著者:小川恵子
8歳と4歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。