のちに判明する、かたくりこさんの病名は「境界悪性卵巣腫瘍」。卵巣腫瘍には良性と悪性があり、境界悪性卵巣腫瘍は、ちょうどその中間(ボーダーライン)の悪性度とされています。果たして、かたくりこさんは卵巣腫瘍をどのように治療していくのかーー。
前回、生存率が高いとはわかっていても、「もしかしたら死ぬかもしれない」という恐怖に襲われ、パニックになってしまったかたくりこさん。夫に病気のことを相談するとーー。
卵巣ボーダーライン 第19話
先生に聞いた話や、自分で調べた生存率などを話すと、耳を塞ぎ情報を完全にシャットアウトしてしまった夫。医療系の話に弱いのもあるけど、去年父をガンで亡くしたことが大きくて、やっぱり不安なんだろうなあ……。
そこで頼りになってくれたのは、2度のガンを経験している私の父。2人でいろいろな研究論文や症例を見ているうちに、自分がおそらく境界悪性腫瘍のステージ1cにいるのだな、と予想。あっ! もしかして悪性の細胞が卵巣以外の臓器に転移してしまう可能性もある…? だから先生は手術をあんなに急いでいたのかも……。
次回、手術を控えたかたくりこさんはある決断を下します! 第20話に続きます。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師REIKO
かたくりこさんのマンガは、 このほかにもInstagramやブログで更新されています。
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