適度なストレッチ
体が柔らかいほうが分娩台の上でラクだとネットの記事で読んだので、毎日寝る前にいろいろとストレッチをしていました。肩のストレッチ、股関節のストレッチを重点的にだいたい15〜20分ほどかけておこなっていましたが、眠たい日や調子の優れない日は短めでした。
もともと体はあまり柔らかくはないのですが、妊娠5カ月を超えたころからほぼ毎日ストレッチをしたことで、開脚で前に倒れると、大きなおなかが床につくほどになったのです。ストレッチをしていたことで、分娩台の上での姿勢も特につらくはなかったです。
陣痛中の呼吸のイメトレ
初めての出産に挑む前に、私は「絶対に痛いと言わない」と決めていました。出産の痛みは鼻からスイカとかいろいろ言うけれど、赤ちゃんも出てこようと頑張ってるのに、母が痛いと言ったらダメだ!と思っていたのです。そのため、陣痛中にも少しでも冷静でいられるように、息を長く吐く練習をしていました。
先ほど書いたストレッチのときもひたすら息を吐く練習。その練習の効果もあってか、出産時に陣痛が強くなっても、細く長く息を吐くことでパニックにならず落ち着くことができました。
胎動ムービーの撮影
動いているおなかをタイミングよく動画撮影するのは、意外と難しかったです。でもマタニティフォト同様に、妊娠中しかないことなので記念に残したいと思い、何度もチャレンジしてなんとか撮影できたのです。現在5歳になった長女にその胎動ムービーを見せたのですが、「あなたがこの中で動いてるところだよ」と伝えると、とても不思議な物を見るかのようにキラキラした目で動画を見ていました。
ただおなかが大きい写真を見るよりも、動いているおなかを見るほうが、自分がおなかの中にいたんだと、少しでもわかりやすいのかなとも思いました。私にとっても、娘たちが自分のおなかの中で動いてくれた感動を思い出せるので、撮ってよかったなと感じています。
初めての出産を迎えるにあたり、わからないことだらけで不安が大きかったので、できることはやってみようと思っていろいろと試してみたことで、少しずつ不安が和らいでいきました。特にこの3つのことを準備して、出産時や出産後にも役に立ちましたし、妊娠中の良い思い出にもなってよかったと思っています。
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監修/助産師REIKO
著者:北川なつみ
5歳、3歳、1歳の3姉妹の子育て真っ最中のママ。保育士として約10年認可保育園に勤務し、現在は育休中。子どもたちと毎日たくさん笑って過ごしたいと、日々子育てに奮闘中。