暗い表情の生徒がレッスンにやってきて…
マンガのようにひどい顔・オーラでやってきた生徒
ある日、練習に現れたTちゃん、「ど、どうしたの!?」とつい言ってしまうような、マンガのようにひどい表情・ひどいオーラでやって来ました。
話を聞いてみると、厄介な人と、ものすごい長文LINEのやり取りをしながら来たそうで、本当に疲れ切っていました。着替えるときもストレッチが始まっても、眉間にシワが寄って暗い表情。
ストレッチは私が一方的に説明していて、皆さんは自分の体と向き合っている時間ですが、その後のウォーキングやターン、ダンスの練習のときは、みんなでワイワイふざけながら(もちろんレッスン内容は真剣ですが!)おこなっています。
問題は解決しなくても踊ることで前向きに
だんだんとTちゃんの表情も明るくなっていき、レッスン後は「楽しかった!」と笑顔で姿勢も良くさっそうと帰って行きました。
もちろん厄介な問題は解決していないままなのですが、一瞬でも忘れられる時間になったかなとホッとしました。
レッスンの間は、ストレスで縮こまった体をストレッチで整えられるし、振り付けを覚えるのに集中することで、そのつらい状況・物事から一瞬でも思考を切り離すことができます。嫌なことがあってモヤモヤしていると、ずーーーっとエンドレスにそのことばかり考えてしまいますよね。
一瞬でも考えない時間があると、心もホッとするんじゃないかと思います。
この日のTちゃんだけでなく、「実はすごく嫌なことがあってどんよりしていて、レッスンに行こうか迷ったけれど、踊ったら元気になりました! 来てよかった!」とか「育児でイライラ疲れていたけれど、スッキリしました!」とか言ってもらえることが多く、これって私がチアを習っていたときに思っていたことだ! それを私も思ってもらえるようになったんだー! と、感慨深くなりました。
何か嫌なことがあってずっとそのことばかり考えてしまう、というときは、ぜひお掃除でもラジオ体操でも何かしら体を動かしてみてほしいなと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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