2月のイベントと言えば「節分」と「バレンタイン」! 2月生まれにぴったりの名前を調査しました。
「節分ネーム」:「柊」を使った名前が人気★
「節分」は魔除けとして柊(ヒイラギ)と鰯を飾り、豆まきをして災いを祓い、福を呼び込むという伝統行事の一つ。この「柊」は、クリスマス飾りとして飾られることも多く、漢字のつくりに「冬」を含むことから、特に冬生まれのお子さんの名づけに多く用いられる漢字です。
2月の漢字ランキングでは男の子10位(120名)、女の子73位(38名)。特に男の子に多く名づけられており、2月の名前ランキングでも3位(19名)と上位にランクインしています。
実際に名づけられた「柊」を含む「節分ネーム」では、男の子3位「柊(しゅう)」、45位「柊真(とうま)」、85位「柊羽(しゅう)」「柊斗(しゅうと)」「柊弥(しゅうや)」「柊翔(しゅうと)」など56種類、120名に名づけられていました。女の子では、「柊花(しゅうか)」「柊華(しゅうか)」「柊里(しゅり)」「柊奈(ひな)」など21種類のバリエーションで、37名に名づけられていました。
「バレンタインネーム」:「愛」を用いた名前、人気は?
次に、「バレンタイン」にちなみ「愛」を用いた名前を調査! 2月生まれの女の子242名、男の子20名、合計262名の赤ちゃんに名づけられていました。
2月生まれの赤ちゃんに実際に名づけられた「愛」を用いた名前「バレンタインネーム」は、女の子7位「結愛(ゆあ)」、30位「愛菜(まな)」、39位「愛茉(えま)」「莉愛(りあ)」、67位「愛梨(あいり)」「愛莉(あいり)」、87位「乃愛(のあ)」など、TOP100に7つもの名前がランクイン。なんと124種類ものバリエーションで名づけられていました。
男の子では、「愛翔(あいと)」「愛斗(あいと)」「愛琉(あいる)」「斗愛(とあ)」など19種類の名前で名づけられていました。
赤ちゃんの名づけにはその時期や季節ならではの行事やイベント、植物、季語といった季節感を取り入れることが多く、2月も多くの赤ちゃんにイベントネームが名づけられていたようです。
冬生まれに人気の「凛」が3カ月連続1位、男の子は「蒼」が人気
女の子:1位は「凛」
2月生まれの女の子に人気の名前TOP3は、1位「凛(りん)」、2位「陽葵(ひまり)」、3位「芽依(めい)」でした。「凛」という名前は、昨年の人気ランキング2位の人気名前ですが、もともと「寒い」「冷たい」という意味をもつため特に冬生まれの女の子に多く名づけられます。例年通り、12月以降3カ月連続で1位をキープしています。同じ意味を持つ「凛」の異字体「凜」も14位と上位にランクインしています。
男の子:1位は「蒼」
2月生まれの男の子に人気の名前TOP3は、1位「蒼(あおい)」、2位「蒼空(そら)」、3位「朝陽(あさひ)」、「柊(しゅう)」、「悠(ゆう)」「悠真(ゆうま)」という結果でした。「蒼」を用いた名前が2TOPとなっています。
「蒼空」は2020年41位、2021年18位にランクインした近年増加傾向にある名前で、2月は月間ランキング最高順位の2位となりました。冬生まれに増加する名前として「柊」が1月4位からランクアップし、3位となっています。
「えま」「はると」が1位!「桜」が増加傾向に
女の子:よみ1位「えま」が8カ月連続1位独走中!
2月生まれの女の子の名前のよみTOP3は1位「えま」、2位「りお」、3位「めい」。「えま」は2021年人気ナンバーワンとなったよみで、2021年7月以降8カ月連続、月間ランキング1位をキープしています。
漢字ランキングは定番の人気漢字がTOP10入り。注目は漢字ランキング22位だった「桜」。毎年春生まれの赤ちゃんに多く用いられる漢字で、1月29位から順位を上げてきています。3月は例年TOP10入りしており、今年も春が近づき、徐々に名づけに使われていることがうかがえます。
男の子:1位「はると」、「と止めネーム」人気
男の子の名前のよみTOP3は1位「はると」、2位「ゆいと」、3位「はるき」でした。「〇〇と」とよむ「と止めネーム」が人気で、12個の名前のうち6つの名前が「と止めネーム」でした。人気漢字上位は「翔」「斗」「大」といった「と」と読む名前がランクインしています。
※()内は主なよみを表記
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2022年2月1日(火)~2月25日(金)
調査件数:10,440件(男の子:5,233件/女の子:5,207件)
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