生理がつらくても家事をしていた新婚時代
私は生理の症状が重く、生理痛を薬などで軽減させても、めまいや気分の悪さ、腰の重さなどが重なって寝込むことも多くありました。そんななか結婚を機に2人暮らしを始めた際、2人で家事を分担することに。
ひとり暮らしをしていたころは、生理がつらければ冷凍食品を食べ、洗濯や掃除はあと回しにするなどの自分のやりたいようにできましたが、夫の分の家事もおこなうとなると、すべてをあと回しにするわけにはいきません。
また当時は「生理だけでサボれないよな」という考え方で、生理がつらくても無理を押して家事をしていました。
つらそうな私を見て、夫が…
そんなとき、つらそうに家事をする私を夫が気にかけてくれたのでしょう、「生理でつらいときは俺が家事を代わるよ」と申し出てくれました。
夫はそれから生理がくるたびに家事を代わりにしてくれるようになり、今では「生理がきた」というだけで、症状の軽い重いに関係なく「じゃあ家事は任せて」と言ってくれます。
また症状が重い場合は薬や湯たんぽの準備などをして「体を温めてね」と声をかけてくれるなど、生理中の私をとても気づかってくれています。
生理は休んでもいいのだと気付かせてくれた
私はこれまで周りにあまり生理の症状が重い人がおらず、特に働いていたときは「生理だけで休むなんてとんでもない!」という考えで、生理がつらくても無理をしていつものように働くことが当たり前だと思っていました。
しかし夫が「つらいなら休んでもいいんだよ」と言ってくれたことで、「生理中は、無理をせず休んでもいいものなんだ」と気付くことができました。それからは生理の症状が重いときは家事や仕事を休み、体調が回復してから再開するようにしています。
まとめ
現在は、以前よりは生理への理解が進んだことで、生理休暇も取りやすくなったのかなと思います。しかし一方で「生理だけで休むなんて」と無理をしてしまう人も多いのではないのかなと、感じています。
私は夫の気づかいでその考えを変えることができました。夫に感謝するとともに、今後、女性が生理でつらいときには、もっと気軽に休めるような社会になったらいいなと願っています。
著者/百田
作画/まっふ
監修/助産師 REIKO
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