妊娠がわかり歯科検診を習慣化
「妊娠すると歯周病や虫歯になりやすい」と言われ、虫歯になりやすい私は妊娠してから定期歯科検診を受け始めました。もともと通っていた近所の歯医者です。つわりの時期は少しお休みしましたが、3カ月に1度通いました。
やがておなかが大きくなるにつれ、治療する椅子に座りにくいことも。自動車の運転も厳しくなり、送迎などの家族の協力も必要でした。けれども妊婦になってからの歯科検診の習慣化は今に繋がり、よかったと思っています。
赤ちゃんの前歯発見! 親子で歯科検診へ
出産後忙しくて歯科検診のことをすっかり忘れていたある日、生後9カ月ごろに子どもの口腔内を見るとかわいらしい歯が生えていました。「私もしばらく歯科検診へ行ってないし、この子を一緒に連れて行ってみるか」と思い、歯医者へ。子どもにとって初めての経験でしたが、私が抱っこしていたこともあり、泣いたり怖がることはありませんでした。
先生と相談し、親子で歯科検診を始めました。わが家は3人子どもがいますが、残り2人も同じように歯が生えたらすぐに歯科検診を受け、通院し、先生たちや歯医者の雰囲気に慣れさせることに私は注力していました。通っている歯医者では、子どもが好きな味の歯磨き粉を選べたり、終わったら消しゴムをもらえたりしたので、“楽しい場所”とインプットさせることができたのです。
定期的に通うことで子どもも慣れる
正直、子どもが小さいうちは定期的に歯医者に連れて行くことは準備もあり本当に大変でした。泣かないとはいえウロウロしたり、治療器具を触ろうとしたりとたくさんのハプニングがありました。
今は4カ月に1度通っていますが、次第に子どもも先生と仲良くなったり、治療器具を触ってはいけないと理解するように。そしてついに……先生から「おとなしくていい子だね」とほめ言葉をいただき、心の中で「子どもたちよ、よく頑張った!」と胸が熱くなりました。
親子で歯の定期検診をすることにより、歯医者へのストレス軽減、虫歯になりにくい清潔な口腔内を保持しています。親子で「歯医者なんてへっちゃらさ!」となれたのも、習慣化することを心がけたからだと思っています。
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監修/助産師REIKO
著者:伊達敦子
13歳と11歳と9歳の3児の母。フルタイム会社員、共働きをしながら子育て中。時短アイテムをフル活用し、家族との時間を確保することに励んでいる。