待ちに待っていた下の子の入園
下の子は新型コロナが流行り始めて数カ月ほど経った、2020年の4月に幼稚園に入園しました。今まで姉妹をずっと家で育ててきた私にとって、実に8年ぶりのひとり時間! 私はその日がくるのを待ち焦がれていました。
しかし、夫が在宅ワークになったことで状況は一変……。ひとりの時間を得られなかったのです!! ソファに座ってカップラーメンをすすりながらテレビを見るというダラダラした時間を持ちたかったのですが、夫が家にいることでしづらくなりました。昼ごはんも用意しなくてはならなくなったので出かけることもできません。
夫は良いと言っているが…
夫は「好きなことをしていていいよ」「ランチしてきていいよ」と言ってくれています。でも、逆の立場で私がずっと働いているのに夫だけゆっくりしていたら、私はイライラしてしまうと思います。夫が稼いでいるお金で外食も申し訳なさすぎてできません。できるのは、リモート会議中にこっそりとコンビニスイーツでプチぜいたくをするぐらいです。
ずっと家にいる状況がバレバレなのに、ごはんをしっかり作らず、掃除が行き届いていないというのはバツが悪いと思い、家事を頑張らなくてはというプレッシャーを感じていました。
私も仕事をすることに!
元来私は家事がそこまで好きではありません。「しっかりやっているところを見せないといけない」という状態にストレスを溜めていました。そんなときに舞い込んできたのが在宅でできる仕事の誘い。私は飛びつきました。月に20時間と忙しくはないのですが、「仕事している感」を得られて演出もできます。
夫の稼いだお金でプチぜいたくをすることは気が引けていたのですが、自分で使うお金は自分で稼いだお金から出せるようになりました。そして家事以外をすることの解放感も味わえています。
夫が在宅勤務となり窮屈な思いをしています。この生活は今だけではなく今後もずっと続きますが、ずっと良い妻を演じているとストレスを溜めてしまい、夫婦関係にも支障が出ると感じました。働く夫への感謝の気持ちを忘れず、家事以外のことをしたり、たまには外出もしてうまく発散していきたいと思います。
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監修/助産師REIKO
著者:小川恵子
8歳と4歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。