婦人科で解決しきれなかったPMS
普段は比較的ポジティブ思考で、毎日のように「人生って素晴らしい!」と考えている私。しかし、生理前になると、明確な理由もなく、気持ちが沈んでしまいます。朝、目覚めると、涙が出ていることも……。
婦人科で処方してもらった低用量ピルや漢方で、ある程度はラクになりましたが、それでも気分の落ち込みがなくなるわけではなく。調子の悪い月には何時間も涙が止められないこともあるのです。
産婦人科で心療内科受診をすすめられる
低用量ピルを使っても生理前や生理中の情緒不安定がつらいことを婦人科で相談し、漢方を処方してもらったことがありました。そのときに言われたのが、「漢方でも良くならなければ、心療内科で頓服薬をもらうのが良い」ということ。
漢方をもらった月は仕事がとてもラクな月だったこともあり、漢方で気持ちを落ち着けることで、難なく乗り切ることができました。
しかし、翌月に仕事量が元に戻り、生理の時期になると、仕事中に涙が止められなくなるほどの情緒不安定に。普段は生理前に調子を崩すことが多いのですが、そのときは生理の終わりごろでした。「これは漢方を飲んでも情緒不安定が改善しきれない……」と感じたため、心療内科の受診を決めました。
心療内科に相談したが…
仕事中に涙が止められなくなった日、10件近く心療内科に電話し、やっとの想いで当日に受診できるところを見つけました。しかし、受診した心療内科は暗い雰囲気があり、また、生理に伴う情緒不安定は専門外といった感じ。なんとなく違和感がありましたが、精神の不調時に飲む抗不安薬をもらうことができました。
その日は1日、涙が止まったり出たりを繰り返していましたが、夜に抗不安薬を飲んで以来、涙が出ることはありませんでした。その後すぐに生理が終わり、調子は戻りました。
ただ、そのときの症状は解決したものの、受診した心療内科は違和感があったため、次からは別の心療内科を受診する予定。今後、自分に合う心療内科に出合えることを願っています。
私は、生理前・生理中の情緒不安定について産婦人科で解決しきれなかったため、心療内科に相談し、処方された抗不安薬でとりあえず気持ちは落ち着きました。しかし、急ぎでなんとなく受診した心療内科の雰囲気は合わないと感じたため、次は別の心療内科を試す予定です。
著者/あめ
監修/助産師 REIKO
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