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「いるのか?」ギクッ。私が、彼の存在をどうしても父に打ち明けられない理由とは

私と彼はお互い30歳を過ぎてから出会いました。付き合って半年以上経っても、私は親に彼氏の存在を伝えることができませんでした。理由は過去の私のトラウマ。しかし、ある出来事がきっかけで、親に彼氏の存在を伝えることができるようになったのです。

親に彼氏の存在を打ち明けられない私

私と彼は付き合って半年以上経過していましたが、私の親に彼氏の存在を伝えることができませんでした。理由は、私が大学生のときに、男性と付き合っていることを親に話したら、親に付き合うことを否定されたからです。

 

それ以降、トラウマになり、私は付き合っている彼氏がいても「親に紹介すると、また否定されるのでは?」と思うようになっていました。

 

親に自分の存在を知らせてほしい彼氏

しかし、彼氏はそのような私の気持ちを知らなかったこともあり、「私の親に自分の存在を知らせてほしい」と思っていたようです。その理由は「将来、私との結婚を考えてくれているから」でした。

 

たしかに結婚するならば、親に紹介する必要があります。だから、彼の気持ちもわからなくはありません。

 

しかし、私はなかなか親に彼氏を紹介できずにいたのです。

 

芸能人の結婚のニュースを見ていたら…

私は、親に彼氏の存在を伝えられたらと思いつつも、タイミングを逃していました。そんなあるとき、実家でニュースを見ていると芸能人の結婚のニュースが流れてきました。

 

それを見ていた親は突然私に「彼氏はいるのか?」と質問してきました。私は「これがチャンスかもしれない……」と意を決して彼氏がいることを話してみることに。すると、意外にも親は喜んでくれて「ぜひ彼と一緒に食事をしよう!」とまで言ってくれたのです。

 

私はこの展開に驚きました。さらに驚いたのは、親が「じゃあ、結婚も間近だね」と言ってくれたことです。私は今まで「彼と結婚できたらいいな」とぼんやり考えていましたが、親も結婚について前向きに考えてくれているのだと思ったのです。

 

 

親が予想外の反応だったのは、私の年齢もあるかもしれません。ただ、私にとっては過去のことが根深く残っており、親に彼氏のことを話すのは勇気が必要なことでした。結果、彼とは結婚までスムーズに話がすすんだので、あのタイミングで正直に親に話すことができてよかったと今でも思っています。

 

 

 

著者:nanoka22/30代女性・社会人として約10年働いたのち、現在は2児のママ。収入源を複数化し、働く時間と場所を問わない働き方を模索中。コンテンツクリエイターとして、自身の経験をもとにした体験談や考えを執筆している。
イラスト:塩り

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

 

 

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